エクセルの見やすい表テンプレート無料配布&プロが教える作成の5つの基本ルール
エクセルで見やすい表を作れないと悩んでいませんか?
「エクセルで表を作ったのに、なぜか見づらいと言われてしまう」
「今すぐ使えるテンプレートが欲しいのに、なかなか良いものが見つからない」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、見やすい表を作るにはちゃんとした「ルール」があるんです。センスの問題ではありません!
見やすい表を作るスキルは、ビジネスパーソンにとって必須の能力です。
どれだけ優れた分析をしても、表が見づらければ内容は伝わりません。
上司やクライアントから「見づらい」と指摘されれば、仕事の評価にも影響してしまいます。
しかし、多くの方はデザインの基本ルールを知らないまま、なんとなく表を作成しているのが現状です。
この記事を読めば、今日から「見やすい」と評価される表を自信を持って作成できるようになります。
初心者の方はテンプレートからスタートし、中級者以上の方はデザインルールと上級テクニックを習得することで、エクセル表作成のスキルを確実にレベルアップさせてください。
目次
今すぐ使える!エクセルの見やすい表テンプレート
「表を作らなければならないのに、デザインにかける時間がない」「どう配色すればいいかわからない」——そんな悩みを抱えているビジネスパーソンは少なくありません。
日常的にエクセルを使う事務職員、上司から急ぎで「見やすい資料を」と頼まれた新入社員、クライアントへの提案資料を整えたいフリーランスなど、立場は違っても「すぐに使えるテンプレートが欲しい」という願いは共通しています。
デザインセンスに自信がなくても大丈夫です!テンプレートを使えば、入力するだけで見栄えの良い表が作れますよ。
このセクションでは、ダウンロードしてすぐに編集できる実用的なエクセルテンプレートを4種類ご紹介します。
いずれもビジネスシーンで求められる「視認性」「整理のしやすさ」「プロフェッショナルな印象」を満たしたデザインになっており、用途や好みに応じて選択できます。
ゼロから作成する手間を省き、内容の入力に集中できるため、作業効率が大幅に向上するでしょう。
- デザイン知識がなくてもプロ品質の表が作れる
- 罫線・列幅・配色が調整済みで入力するだけでOK
- 一度入手すれば複数プロジェクトで使い回し可能
テンプレートを活用する最大のメリットは、デザインの専門知識がなくてもプロが設計した見栄えの良い表を手に入れられる点です。
罫線の太さ、列幅のバランス、ヘッダーの色合いといった細部まで調整済みのフォーマットを使えば、入力するだけで「見やすい」と評価される資料が完成します。
また、一度テンプレートを手に入れれば、それをベースに自社用にカスタマイズしたり、複数のプロジェクトで使い回したりすることも可能です。
以下では、目的別に厳選した4つのテンプレートカテゴリを解説します。
| テンプレート種類 | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| 汎用一覧表 | シンプルで落ち着いたデザイン | 顧客リスト・社員名簿・備品管理 |
| おしゃれな管理表 | プロが配色済みのデザイン | 売上管理・KPI進捗・月次レポート |
| 可愛いデザイン | パステルカラーで柔らかい印象 | 社内イベント・研修資料・個人管理 |
| 項目多い表向け | グループ化・固定表示設定済み | 顧客情報管理・案件管理・マスターデータ |
それぞれの特徴と適した使用シーンを把握し、ご自身の業務に最適なテンプレートを見つけてください。
汎用一覧表テンプレート(ビジネス向けシンプルデザイン)
ビジネスシーンで最も求められるのは、業種や部署を問わず幅広く活用できる汎用性の高いテンプレートです。
汎用一覧表テンプレートは、シンプルで落ち着いたデザインを採用しており、社内資料から取引先への提出書類まで、あらゆる場面で違和感なく使用できます。
- 余計な装飾を省いた見やすさ重視の設計
- 横線のみの近年主流のすっきりデザイン
- Windows・Mac両対応のフォント使用
このテンプレートの特徴は、余計な装飾を省いた見やすさ重視の設計にあります。
ヘッダー行にはグレーまたは薄いブルーの背景色を配置し、データ行との区別を明確にしています。
罫線は横線のみを使用した近年主流のデザインを採用しており、縦線で区切る従来型の表に比べてすっきりとした印象を与えます。
フォントはWindowsおよびMacの両方で標準搭載されているメイリオまたは游ゴシックを使用しているため、異なる環境でファイルを開いてもレイアウトが崩れる心配がありません。
フォントの互換性は見落としがちなポイントです。環境によってレイアウトが崩れると、せっかくのデザインが台無しになってしまいますよね。
📝 具体的な使用シーン
顧客リストや取引先一覧表、商品マスターデータ、社員名簿、備品管理表、会議参加者リスト、プロジェクト進捗一覧など
基本的にどのような情報でも入力できる設計になっているため、「とりあえず一覧表が必要」という状況であればこのテンプレートを選んでおけば間違いありません。
カスタマイズの際は、ヘッダー行の項目名を業務内容に合わせて変更し、必要に応じて列を追加・削除するだけで済みます。
列幅は自動調整機能を使えばデータに合わせて最適化されますが、印刷を前提とする場合は手動で調整することをおすすめします。
また、データが増えてきた場合はエクセルのテーブル機能を適用することで、自動的に書式が継承され、フィルターや並べ替え機能も簡単に利用できるようになります。
| 活用部門 | おすすめの使い方 |
|---|---|
| 経理部門 | 取引先管理 |
| 営業部門 | 顧客データベース作成 |
| 総務部門 | 社内資産管理 |
このテンプレートは特に、経理部門での取引先管理、営業部門での顧客データベース作成、総務部門での社内資産管理など、定型的なデータを大量に扱う業務で威力を発揮します。
シンプルであるがゆえに汎用性が高く、一度ダウンロードしておけば長く活用できる基本形のテンプレートといえるでしょう。
おしゃれな管理表テンプレート(色分け済み)
自分で配色を考えるのは苦手だけれど、単調なモノトーンの表では物足りない——そんな方には、プロのデザイナーが配色を済ませたおしゃれな管理表テンプレートがおすすめです。
このテンプレートは、視認性とデザイン性を両立させた色使いが特徴で、データを整理しながらも見る人に好印象を与えることができます。
配色って本当に難しいですよね。でもこのテンプレートなら、プロが選んだ色をそのまま使えるので失敗知らずです!
- メインカラー:ネイビー・ダークブルー(落ち着き)
- アクセントカラー:オレンジ・ターコイズブルー(目を引く)
- ベースカラー:白・オフホワイト(背景)
色分けの基本的な考え方として、このテンプレートでは3色以内のカラーパレットを採用しています。
メインカラーにはネイビーやダークブルーといった落ち着きのある色を、アクセントカラーにはオレンジやターコイズブルーなど目を引く色を配置し、ベースカラーには白またはオフホワイトを使用しています。
この組み合わせにより、ビジネス文書としての品格を保ちながらも、どこか洗練された印象を醸し出すことができます。
📝 具体的な活用シーン
売上管理表、月次レポート、KPI進捗管理、予算実績比較表、スケジュール管理表など
特に経営会議や部門会議など、複数の人が目にする資料に使用すると効果的です。
色による情報の階層化が施されているため、重要なデータが自然と目に入り、報告内容のポイントを素早く把握してもらえます。
このテンプレートのもう一つの利点は、条件付き書式との相性の良さです。
あらかじめ設定された配色ルールに基づいて、数値の高低に応じた色分けやステータスによる自動着色を追加しやすい設計になっています。
たとえば、目標達成率が100%を超えた行を緑色で、未達成の行を薄い赤色でハイライトするといったカスタマイズも、既存のデザインを壊すことなく実現できます。
会社やプロジェクトのテーマカラーがある場合は、アクセントカラーだけをその色に変えるとオリジナリティが出せますよ。
| カスタマイズポイント | おすすめの方法 |
|---|---|
| 基本方針 | テンプレートの配色をそのまま活かす |
| 色変更時 | 彩度・明度を揃えた同系色で調整 |
| オリジナリティ | アクセントカラーのみテーマカラーに変更 |
カスタマイズのポイントとしては、まずテンプレートの配色をそのまま活かすことをおすすめします。
色を変更したい場合は、彩度や明度を揃えた同系色の中で調整すると、全体的な統一感を損なわずに済みます。
また、会社やプロジェクトのテーマカラーがある場合は、アクセントカラーの部分だけをその色に置き換えることで、オリジナリティを出しながらもプロフェッショナルな見た目を維持できます。
項目が多い表向けテンプレート(整理済みフォーマット)
業務上、どうしても項目数が多くなる表を作成しなければならないことがあります。
顧客情報管理で氏名、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴、問い合わせ履歴など多岐にわたる情報を一覧化する場合、あるいはプロジェクト管理でタスク名、担当者、開始日、期限、進捗率、備考など複数の管理項目を網羅する場合など、10列以上の表を作成するケースは珍しくありません。
このような場合に問題となるのが、情報量が多すぎて見づらくなるという点です。
項目が多いと、どうしてもゴチャゴチャして見づらくなりがちですよね。このテンプレートはその悩みを解決してくれます!
項目が多い表向けテンプレートは、この問題を解決するための工夫が随所に施されています。
- 関連項目のグループ化で視覚的に整理
- ウィンドウ枠の固定で見出しを常時表示
- データに応じた列幅の最適化
まず、関連する項目をグループ化して視覚的にまとめています。
たとえば、「基本情報」「連絡先」「取引履歴」といったカテゴリごとにセクションを分け、各セクションの先頭行に小見出しを配置することで、どの項目がどのカテゴリに属するかが一目でわかるようになっています。
次に、固定表示の設定が適用されています。
エクセルのウィンドウ枠の固定機能を使い、スクロールしても行見出しや列見出しが常に表示されるように設定されているため、大量のデータを扱っても「今見ているデータが何の項目なのか」を見失うことがありません。
横スクロールが必要な幅広の表では、最左列の項目名が固定される設計になっています。
ウィンドウ枠の固定は地味ですが、大量データを扱うときには本当に便利な機能です。設定済みなのは嬉しいポイントですね。
さらに、セルの幅と高さが最適化されています。
項目数が多い表では、すべての列を同じ幅にすると一部の列が狭すぎたり広すぎたりしてバランスが悪くなりがちです。
このテンプレートでは、想定されるデータの長さに応じて各列の幅を調整済みであり、無駄な余白を削減しながらも十分な可読性を確保しています。
| 活用部門 | おすすめの使い方 |
|---|---|
| 人事部門 | 従業員マスターデータ |
| 営業部門 | 案件管理表 |
| 製造部門 | 部品構成表 |
| 経理部門 | 取引先台帳 |
| システム部門 | 機器管理台帳 |
具体的な活用シーンとしては、人事部門の従業員マスターデータ、営業部門の案件管理表、製造部門の部品構成表、経理部門の取引先台帳、システム部門の機器管理台帳などが挙げられます。
いずれも、多くの情報を漏れなく記録しつつ、必要なときに必要な情報を素早く探せることが求められる表です。
📝 カスタマイズのコツ
不要な列を削除→必要な列を追加→セクション構成を業務フローに合わせて並べ替え→条件付き書式やフィルター機能を追加設定
カスタマイズの際は、まず自分の業務に不要な列を削除し、必要な列を追加します。
グループ化されたセクションの構成は、実際の業務フローに合わせて並べ替えると使いやすくなります。
また、データ入力後は条件付き書式やフィルター機能を追加設定することで、膨大なデータの中から特定の条件に合致する行を瞬時に絞り込めるようになり、実用性がさらに向上します。
エクセルで見やすい表を作る5つの基本ルール
「なぜ自分が作る表はいつも見づらいと言われるのか」「プロが作る表と何が違うのか」——こうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
実際、エクセルの操作自体はできても、デザイン面で苦手意識を持っているビジネスパーソンは少なくありません。
しかし、見やすい表を作るためにデザインの専門知識やセンスが必要かというと、そうではありません。
いくつかの基本ルールを理解し、それを忠実に守るだけで、誰でもプロフェッショナルな印象の表を作成できるようになります。
実は「見やすい表」には明確なルールがあります。センスではなく「知っているかどうか」の差なんです!
このセクションでは、見やすい表を作るための5つの基本ルールを体系的に解説します。
これらのルールは、視認性に関する研究や、ビジネス文書デザインのベストプラクティスに基づいており、長年にわたって多くの実務者に支持されてきたものです。
- 罫線の使い方
- 色の選び方
- 余白とフォントサイズのバランス
- 数値と文字の配置
- 項目数が多い場合の整理方法
これらのルールを知っているだけで、表を作成する際の判断基準が明確になります。
「ここは線を引くべきか」「この色で良いのか」といった迷いがなくなり、作業効率も向上するでしょう。
また、他の人が作った表を見たときに「ここが見づらい原因だ」と特定できるようになるため、チーム内での資料品質の向上にも貢献できます。
ルールを覚えれば、自分の表だけでなく、他の人の表を添削・改善するスキルも身につきますよ。
それでは、一つひとつのルールについて詳しく見ていきましょう。
各ルールでは、なぜそのルールが重要なのかという理由と、具体的にどうすればよいかという実践方法を説明します。
明日からの業務ですぐに活用できる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
ルール1:罫線は最小限に(横線のみが基本)
多くの人がエクセルで表を作るとき、すべてのセルを格子状の罫線で囲む傾向があります。
小学校や中学校で使ったノートの表、あるいは紙の帳簿のイメージが染みついているのかもしれません。
しかし、現代のビジネス文書において、この「全セル格子囲み」は実は見やすい表の作り方とは言えません。
プロが作成する表を観察すると、罫線の使用は驚くほど控えめであることに気づくでしょう。
GoogleやApple、Microsoftの公式資料を見てみてください。格子状の罫線を使っている表はほとんどありませんよ!
📝 罫線を減らすと見やすくなる理由
罫線が多いと、本来注目すべきデータよりも線のほうに目が行ってしまい、情報を読み取るのに余計な労力が必要になります。
特に縦線は、左から右へと視線を移動させながらデータを読む流れを妨げるため、横方向の情報把握を困難にします。
現在、最もモダンで見やすいとされる罫線の使い方は、横線のみを使用する方式です。
ヘッダー行の下に1本、表全体の下に1本、そして必要に応じてデータ行の区切りに薄い横線を入れる程度で十分です。
縦線を完全に排除しても、列ごとの情報は適切な列幅と余白があれば自然と区別できます。
この方法に最初は違和感を覚えるかもしれませんが、実際に試してみると、格子状の罫線で囲まれた表に比べて圧倒的にすっきりとした印象になることを実感できるはずです。
また、印刷時のインク使用量が減るという実用的なメリットもあります。
騙されたと思って一度試してみてください。罫線を減らすだけで「プロっぽい」表に変わりますよ!
ルール2:効果的な色分けの方法(2〜3色ルール)
色は表を見やすくするための強力なツールですが、使い方を誤ると逆効果になります。
カラフルにすれば見やすくなるという誤解から、虹のような配色の表を作成してしまうケースをよく見かけます。
しかし、このような表は視覚的に混乱を招き、どこに注目すべきかわからなくなってしまいます。
効果的な色分けの基本は、使用する色を2〜3色に限定することです。
「たくさん色を使ったほうが見やすそう」と思いがちですが、実は逆なんです。色が多いほど混乱を招きます!
📝 なぜ2〜3色が適切なのか
人間の短期記憶の容量に関係があります。
色による情報の区別は、色の数が少ないほど直感的に理解できます。
4色以上になると、「この色は何を意味していたか」を確認する必要が生じ、表を読む効率が落ちます。
具体的な配色パターンとしては、以下の組み合わせがビジネス文書に適しています。
| 色の種類 | 推奨カラー | 使用箇所 |
|---|---|---|
| ベースカラー | 白または非常に薄いグレー | データ行の背景色 |
| メインカラー | ネイビー、ダークブルー、チャコールグレー | ヘッダー行、重要な区切り線 |
| アクセントカラー | オレンジ、ターコイズ、グリーン(1色のみ) | 特に強調したいデータ |
実際に色を適用する際のコツは、彩度と明度を意識することです。
彩度とは色の鮮やかさ、明度とは明るさのことです。
ビジネス文書では、彩度を抑えた落ち着いた色を使用するのが基本です。
エクセルで色を選ぶとき、標準パレットの原色(真っ赤、真っ青など)は避け、その横にある彩度を落とした色を選ぶようにしましょう。
また、ヘッダー行には濃い色を、データ行には薄い色を使うことで、視覚的な階層構造が生まれます。
赤と緑の区別が難しい方が多いため、この2色を対比に使うのは避けましょう。
代わりに、青とオレンジ、青と黄色といった組み合わせを使うと、より多くの人にとって見やすい表になります。
色覚に配慮した配色は、結果的に誰にとっても見やすい表になります。ユニバーサルデザインの観点からもおすすめです!
ルール3:余白とフォントサイズの黄金比
見やすい表において、余白(ホワイトスペース)は単なる「何も書かれていない空間」ではありません。
情報を整理し、視認性を高めるための重要なデザイン要素です。
セルの中に文字がぎっしり詰まっている表は窮屈で読みづらく、逆に余白が広すぎると情報が散漫な印象を与えます。
適切なバランスを見つけることが、プロフェッショナルな表作成の鍵となります。
「余白がもったいない」と詰め込みすぎるのはNG。余白こそが情報を整理してくれるんです!
| 項目 | 推奨サイズ | 備考 |
|---|---|---|
| 本文フォント | 10〜12ポイント | 印刷用は11〜12pt推奨 |
| ヘッダーフォント | 12〜14ポイント | 本文より1〜2pt大きく、または太字 |
| 行の高さ | フォントサイズの1.5〜2倍 | 11ptなら行高20〜25px程度 |
| 列幅の余白 | 左右に半角2〜4文字分 | 文字がセル端にくっつかないように |
フォントサイズの基準として、ビジネス文書で使用する表では本文が10〜12ポイントが標準です。
画面で閲覧することが主目的なら10ポイントでも十分読めますが、印刷して配布する資料では11〜12ポイントを推奨します。
ヘッダー行は本文より1〜2ポイント大きくするか、太字にすることで区別をつけます。
ただし、表のヘッダーを過度に大きくする必要はなく、12〜14ポイント程度で十分です。
📝 行の高さと列幅の設定ポイント
行の高さは、フォントサイズの1.5〜2倍を目安にすると読みやすくなります。
たとえば、11ポイントのフォントを使用する場合、行の高さは20〜25ピクセル程度が適切です。
複数行のテキストを含むセルがある場合は、「折り返して全体を表示する」機能と組み合わせて使用します。
列の幅については、そのデータの最大文字数に加えて、左右に少なくとも半角2〜4文字分の余白を確保することをおすすめします。
文字がセルの端にぴったりくっついていると、隣のセルとの区別がつきにくくなるだけでなく、印刷時に文字が切れてしまうリスクもあります。
数値のみの列であれば内容に合わせた最小限の幅でも良いですが、文字列を含む列では余裕を持たせましょう。
特に左端や右端のセルには、インデントを1〜2程度設定すると、表全体の見栄えが向上します。
これは、表の外枠と文字の間に適度な空間を生むためです。
インデント設定は意外と知られていないテクニック。これだけで表の印象がワンランクアップしますよ!
ルール4:数値と文字の配置ルール
表の中のデータをどこに配置するかは、見やすさに大きく影響します。
配置のルールを知らないと、なんとなく中央揃えにしてしまいがちですが、データの種類によって最適な配置は異なります。
正しい配置を適用することで、データの比較がしやすくなり、読み手の負担を軽減できます。
「とりあえず中央揃え」は実はNG。データの種類ごとに最適な配置があるんです!
| データの種類 | 推奨配置 | 理由 |
|---|---|---|
| 数値データ | 右揃え | 桁を揃えて比較しやすくするため |
| 文字データ | 左揃え | 左から右への自然な視線の流れに沿うため |
| 日付(文字含む) | 左揃え | 「2024年1月15日」など文字を含む形式 |
| 日付(数字のみ) | 右揃え | 「2024/01/15」など数字のみの形式 |
📝 数値データを右揃えにする理由
数値を比較する際に桁を揃えて見る必要があるためです。
右揃えにすることで、一の位、十の位、百の位がそれぞれ縦に並び、大きさの比較が容易になります。
売上高、金額、数量、パーセンテージなど、あらゆる数値データに対してこのルールが適用されます。
文字データは左揃えにします。
日本語も英語も、基本的に左から右へ読み進める言語であるため、左揃えにすることで自然な視線の流れに沿った配置になります。
氏名、住所、商品名、コメントなど、文字で構成されるデータはすべて左揃えを基本とします。
日付データは表記形式によって判断します。
「2024年1月15日」のような文字を含む形式なら左揃え、「2024/01/15」や「1/15」のような数字のみの形式なら右揃えが適しています。
ただし、表全体で統一することが重要なので、日付列が複数ある場合は同じ揃え方にしてください。
配置の設定はエクセルの「セルの書式設定」から行えます。
複数のセルを選択して一括で設定できるため、列ごとに選択して適切な配置を設定していくと効率的です。
配置を正しく設定するだけで、表の「プロ感」が一気に増します。ぜひ今日から意識してみてください!
ルール5:項目が多いときの整理テクニック
業務上、どうしても項目数が多くなる表を作成しなければならない場面があります。
項目が10列、20列と増えてくると、普通に作成しただけでは非常に見づらい表になってしまいます。
しかし、いくつかの整理テクニックを適用することで、情報量が多くても見やすさを保つことが可能です。
「項目が多いから見づらいのは仕方ない」と諦めていませんか?テクニック次第で解決できますよ!
📝 最も効果的なテクニック:項目のグループ化
関連する項目をまとめて、グループごとに小見出しをつけることで、情報の構造が明確になります。
たとえば、顧客情報を管理する表であれば、「基本情報(氏名、フリガナ、性別、生年月日)」「連絡先(電話番号、メールアドレス、住所)」「取引情報(顧客ID、初回取引日、累計取引額)」のようにグループ分けします。
エクセルでは、グループの区切りを色分けしたり、グループ見出し用の行を挿入したりすることで視覚的に区別できます。
列の順序も重要です。
最も重要な項目、または最も頻繁に参照する項目を左側に配置します。
人間の視線は左から右へ移動するため、左側にある情報ほど目に入りやすいのです。
また、論理的な順序を意識することも大切です。
「姓」の次に「名」、「都道府県」の次に「市区町村」といった自然な流れに沿った配置は、直感的に理解しやすくなります。
これにより、「今見ているデータがどの項目のものか」を常に確認できます。
固定する範囲は、ヘッダー行(1行目)と、必要に応じて左端の1〜2列程度が一般的です。
情報の優先度に応じた列幅の調整も有効です。
すべての列を同じ幅にする必要はありません。
重要な情報を含む列は広めに、補足的な情報の列は狭めに設定することで、自然と重要な情報に目が行くようになります。
ただし、列幅が狭すぎて内容が切れてしまわないよう注意が必要です。
それでも収まりきらない場合は、思い切って表を分割することも検討してみてください!
最後に、項目数が本当に多い場合は、表を分割することも検討してください。
一覧性を重視するあまり、すべての情報を一つの表に詰め込むと、かえって使いづらくなることがあります。
基本情報は1枚目のシートに、詳細情報は2枚目のシートに分けるなど、用途に応じた構成を考えることが大切です。
テーブル機能で見やすい表を一瞬で作る方法
エクセルには、見やすい表を効率的に作成するための強力な機能が標準で備わっています。
その代表格が「テーブル機能」です。
この機能を使えば、手作業で罫線を引いたり、色を塗ったり、書式を設定したりする手間を大幅に省くことができます。
数クリックの操作だけで、プロフェッショナルな見た目の表が完成するのです。
テンプレートを探すより、テーブル機能をマスターした方が自由度も高く、長い目で見れば効率的ですよ!
テーブル機能の素晴らしい点は、見た目の美しさだけではありません。
データの追加や削除に応じて書式が自動的に拡張・調整されるため、メンテナンスの手間も軽減されます。
100行のデータに新しく10行を追加しても、交互の色分けやフィルター機能が自動的に適用されるのです。
また、テーブル化されたデータは、ピボットテーブルやグラフとの連携もスムーズに行えるため、データ分析の基盤としても優れています。
📝 このセクションで学べること
テーブル機能の基本的な使い方から、デザインのカスタマイズ方法、さらに作業効率を高めるショートカットキーまでを解説します。
エクセルの操作に慣れていない方でも、手順に沿って進めれば簡単に習得できる内容です。
一度覚えてしまえば、表作成にかかる時間を劇的に短縮でき、より本質的な業務に時間を使えるようになるでしょう。
テーブル機能の基本操作3ステップ
テーブル機能を使って見やすい表を作成する方法は、驚くほどシンプルです。
基本的には3つのステップで完了します。
初めて使う方でも、5分もあれば一通りの操作をマスターできるでしょう。
まず、表にしたいデータをエクセルに入力します。
1行目には必ず項目名(ヘッダー)を入力してください。
「氏名」「部署」「売上高」「達成率」といった列の見出しです。
データは2行目以降に入力していきます。
この段階では、罫線や色などの書式設定は一切不要です。
純粋にデータだけを入力した状態で問題ありません。
データが入力されたセル範囲のどこか一か所をクリックして選択した状態で、キーボードの「Ctrl + T」を押します。
すると「テーブルの作成」ダイアログボックスが表示されます。
「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックが入っていることを確認して、「OK」をクリックします。
たったこれだけで、入力したデータがテーブルに変換され、自動的に書式が適用されます。
交互の行の色分け、ヘッダー行の強調、フィルターボタンの追加など、見やすい表に必要な要素が一瞬で設定されるのです。
テーブルに変換されたデータを確認し、必要に応じて列幅を調整します。
列の境界線をダブルクリックすると、その列の内容に合わせて最適な幅に自動調整されます。
すべての列を一度に調整したい場合は、テーブル全体を選択してから列の境界線をダブルクリックすると効率的です。
この段階で、見やすい表の基本形は完成しています。
「Ctrl + T」だけ覚えておけば、あとは流れに沿って操作するだけ。本当に簡単ですよ!
📝 テーブルを解除したい場合
テーブル内のセルを選択した状態で「テーブルデザイン」タブ(エクセル 2016以前では「テーブルツール」の「デザイン」タブ)から「範囲に変換」を選択します。
これにより、テーブルの書式は保持したまま、通常のセル範囲に戻すことができます。
ただし、テーブル機能の便利な自動拡張などは失われるため、特別な理由がない限りはテーブルのままにしておくことをおすすめします。
デザインスタイルの変更方法
テーブル機能で自動適用されるデザインは、そのままでも十分に見やすいものですが、好みや用途に応じてカスタマイズすることも可能です。
エクセルには数十種類のテーブルスタイルがあらかじめ用意されており、クリック一つでデザインを切り替えることができます。
資料の雰囲気に合わせてデザインを変えられるのは嬉しいポイントですね!
デザインを変更するには、まずテーブル内のいずれかのセルをクリックして選択します。
すると、リボンに「テーブルデザイン」タブ(バージョンによっては「テーブルツール」の「デザイン」タブ)が表示されます。
このタブをクリックすると、左側に「テーブルスタイルのオプション」、右側に「テーブルスタイル」のギャラリーが表示されます。
テーブルスタイルのギャラリーには、「淡色」「中間」「濃色」の3つのカテゴリに分類されたデザインが並んでいます。
| カテゴリ | 特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| 淡色 | 背景色が薄く、落ち着いた印象 | 社内文書・フォーマルな報告書 |
| 中間 | やや色味が強く、データの区別がつきやすい | 日常的な業務資料 |
| 濃色 | 背景色が濃く、インパクトがある | プレゼンテーション資料 |
各デザインにマウスカーソルを合わせると、実際の表にプレビューが適用されるため、確定する前に見た目を確認できます。
気に入ったデザインが見つかったらクリックして確定します。
もし標準のデザインに好みのものがなければ、ギャラリーの下部にある「新しいテーブルスタイル」から、独自のスタイルを作成することも可能です。
- 「見出し行」のチェックを外す→ヘッダー行の書式が解除
- 「縞模様(行)」のチェックを外す→交互の色分けがなくなる
- 「最初の列」「最後の列」にチェック→各列に強調書式が適用
- 「集計行」にチェック→テーブル最終行に集計行を追加
迷ったときは「淡色」カテゴリから選ぶと失敗しにくいですよ!
覚えておきたいショートカットキー10選
効率的に表を作成するためには、マウス操作だけでなくキーボードショートカットを活用することが重要です。
頻繁に使う操作をショートカットで行えるようになると、作業時間を大幅に短縮できます。
ここでは、エクセルでの表作成に特に役立つショートカットキーを10個厳選して紹介します。
全部覚える必要はありません!まずは使用頻度の高いものから少しずつ身につけていきましょう。
| No. | ショートカット | 機能 |
|---|---|---|
| 1 | Ctrl + T | 選択範囲をテーブルに変換 |
| 2 | Ctrl + Shift + L | フィルターのオン/オフ切り替え |
| 3 | Ctrl + Space | 列全体を選択 |
| 4 | Ctrl + Shift + End | データ最後のセルまで選択 |
| 5 | Alt + Enter | セル内で改行を挿入 |
| 6 | Ctrl + 1 | セルの書式設定ダイアログを開く |
| 7 | Ctrl + B / I / U | 太字 / 斜体 / 下線を適用 |
| 8 | Ctrl + D | 上のセルの内容を下にコピー |
| 9 | Ctrl + ; | 現在の日付を入力 |
| 10 | F4 | 直前の操作を繰り返す |
📝 各ショートカットの詳細解説
1. Ctrl + T(テーブルに変換)
データ範囲内のセルを選択した状態で押すだけで、テーブル作成ダイアログが開きます。
これは表作成において最も頻繁に使用するショートカットといえるでしょう。
2. Ctrl + Shift + L(フィルターのオン/オフ)
テーブル機能を使わない通常の表でも、このショートカットでフィルターを追加できます。
データの絞り込みや並べ替えを行いたいときに便利です。
3. Ctrl + Space(列全体を選択)
現在のセルがある列全体が選択されるため、列の書式設定や列幅の調整を行うときに役立ちます。
同様に「Shift + Space」で行全体を選択できます。
4. Ctrl + Shift + End(データ最後まで選択)
大きな表を扱うときに、データ範囲全体を素早く選択するのに便利です。
「Ctrl + Shift + Home」を使えば、逆にA1セルからの選択も可能です。
5. Alt + Enter(セル内改行)
一つのセルに複数行のテキストを入力したいときに使用します。
通常のEnterキーを押すと次のセルに移動してしまいますが、このショートカットならセル内に留まったまま改行できます。
6. Ctrl + 1(書式設定ダイアログ)
フォント、配置、罫線、塗りつぶしなど、あらゆる書式設定にアクセスできます。
数値の表示形式を変更したり、セルの配置を調整したりするときに頻繁に使用します。
7. Ctrl + B / I / U(太字・斜体・下線)
ワープロソフトと共通のショートカットなので、すでに覚えている方も多いでしょう。
ヘッダー行を強調したり、重要なデータを目立たせたりするときに使います。
8. Ctrl + D(上のセルをコピー)
同じ値を複数のセルに入力したいとき、コピー範囲を選択してこのショートカットを押すと、一番上のセルの内容が下のセルすべてにコピーされます。
「Ctrl + R」は左のセルの内容を右にコピーする操作です。
9. Ctrl + ;(現在の日付を入力)
日報や記録表など、日付を頻繁に入力する表で重宝します。
「Ctrl + :」(Ctrl + Shift + ;)で現在の時刻を入力することもできます。
10. F4(直前の操作を繰り返す)
たとえば、あるセルに塗りつぶし色を設定した後、別のセルを選択してF4を押すと、同じ塗りつぶし色が適用されます。
書式設定を複数のセルに適用したいときに、一つずつ設定し直す手間が省けます。
これらのショートカットを日常的に使うことで、表作成の効率が飛躍的に向上します。
一度身についてしまえば、マウスに手を伸ばす回数が減り、作業のリズムが格段によくなることを実感できるでしょう。
個人的には「Ctrl + T」と「F4」が特におすすめ!この2つだけでも作業効率がかなり変わりますよ。
【デザイン別】おしゃれで見やすい表の作り方
見やすい表の基本ルールを理解し、テーブル機能の使い方をマスターしたら、次のステップとして自分の目的に合ったデザインを選び、実際に作成できるようになりましょう。
表のデザインは、単に見た目を美しくするだけでなく、その表がどのような場面で使われるか、誰が見るのか、どんな印象を与えたいかによって最適解が変わってきます。
ビジネスの現場では、フォーマルな会議資料と社内の気軽な共有資料では、求められるトーンが全然違いますよね
取引先に提出する見積書と、チーム内で共有するタスクリストでは、適切なデザインの方向性も違ってきます。
このセクションでは、用途やシーンに応じた4つのデザインパターンを詳しく解説し、それぞれの特徴と具体的な作成方法をお伝えします。
いずれも実際のビジネスシーンで活用できる実践的なものばかりです。
各デザインについて、どのような場面で使うと効果的か、具体的にどのような設定を行えばよいか、注意すべきポイントは何かを詳しく説明していきます。
デザインの引き出しを増やすことで、状況に応じた最適な表を作成できるようになります。
また、複数のデザインパターンを知っておくことで、「いつも同じような表しか作れない」というマンネリから脱却し、資料作成のスキルを一段階上のレベルに引き上げることができるでしょう。
ビジネス向けプロフェッショナルデザイン
上司への報告資料、取引先への提案書、経営会議での発表資料など、フォーマルな場面で使用する表には、信頼感と専門性を感じさせるプロフェッショナルなデザインが求められます。
このデザインの特徴は、落ち着いた配色、整然としたレイアウト、そして過度な装飾を排した洗練された見た目にあります。
📝 配色の基本ルール
ネイビー、ダークグレー、チャコールブルーといった濃い色をアクセントに使い、白またはごく薄いグレーをベースにするのが基本です。
ヘッダー行にはネイビー(RGB: 0, 32, 96 程度)や濃いグレー(RGB: 64, 64, 64 程度)を使用し、文字色は白にすると視認性が高くコントラストの効いた印象になります。
データ行は白地を基本とし、交互に非常に薄いグレー(RGB: 245, 245, 245 程度)を入れることで、行の区別がつきやすくなります。
濃い色×白文字のヘッダーは、それだけで「きちんと感」が出るのでおすすめです!
📝 フォント選びのポイント
フォントは、メイリオまたは游ゴシックを推奨します。
どちらもWindowsに標準搭載されており、モダンで読みやすいデザインです。
サイズはヘッダー行が11〜12ポイント、データ行が10〜11ポイントが標準的です。
ヘッダー行は太字にして、データ行との差別化を図ります。
英数字が多い場合は、Segoe UIやCalibriといった欧文フォントを組み合わせると、より洗練された印象になります。
罫線は横線のみを使用するモダンなスタイルが適しています。
ヘッダー行の下には、やや太めの線(1.5〜2ポイント程度)をネイビーまたはダークグレーで引きます。
データ行の区切りには、ごく細い薄グレーの線を使用するか、あるいは線を引かずに交互の背景色だけで区別する方法もあります。
表の外枠は、上下にのみ線を引くか、まったく引かないデザインが現代的です。
エクセルの標準スタイルでは「青, テーブルスタイル (中間) 2」や「青, テーブルスタイル (濃色) 1」あたりが近いデザインですよ
堅実で信頼できる印象を与えるため、重要な意思決定に関わる資料に特に向いています。
カジュアルでおしゃれなデザイン
社内のカジュアルな共有資料、チームミーティングの資料、イベントの企画書など、フォーマルさよりも親しみやすさやセンスの良さが求められる場面では、少し遊び心のあるおしゃれなデザインが効果的です。
堅苦しくなりすぎず、それでいてプロフェッショナルな印象は保つ——そのバランスを取ったデザインを目指します。
📝 トレンドカラーを取り入れた配色
ティール(青緑)、コーラル(珊瑚色)、マスタードイエロー、テラコッタといったトレンドカラーを取り入れると、現代的でセンスの良い印象になります。
ただし、使用する色は2〜3色に抑えることが重要です。
| カラー名 | RGB値 | 使用例 |
|---|---|---|
| ティール | RGB: 0, 128, 128 | ヘッダー行のメインカラー |
| 薄いティール | RGB: 230, 245, 245 | データ行の交互配色 |
| コーラル | RGB: 255, 127, 80 | 重要な数値のハイライト |
補色に近い色をアクセントに使うと、メリハリのある表になりますよ!
フォントは、やや丸みのあるものを選ぶと柔らかい印象になります。
Windowsであれば「BIZ UDPゴシック」、Macであれば「ヒラギノ丸ゴ」などが候補です。
フォントサイズは、ややゆとりを持たせて11〜12ポイント程度にすると、余裕のある印象になります。
📝 罫線のテクニック
罫線は極力減らすか、あえて点線を使うというテクニックもあります。
点線(破線)の罫線は、実線に比べて軽やかな印象を与えます。
エクセルの罫線設定で「点線」または「破線」を選択し、薄いグレーで適用すると、カジュアルでありながら整理された見た目になります。
また、ヘッダー行と最終行のみに線を引き、途中の区切りは背景色の変化だけで表現する方法も効果的です。
- すべてを完璧に揃えず、どこかに遊びの要素を入れる
- ヘッダー行だけ行の高さを大きくしてゆとりを持たせる
- 表の角を丸くする(セルの結合と背景色で表現)
「少し外す」ことで親しみやすさが生まれるのがポイントです
カジュアルでおしゃれなデザインが適している場面は、チーム内の週次報告、社内イベントの参加者リスト、アイデア出しのまとめ表、プロジェクトのブレインストーミング結果、非公式なミーティング資料などです。
堅苦しさを避けつつも、しっかり情報を整理したい場面で威力を発揮します。
可愛い系デザイン(パステルカラー活用)
柔らかく親しみやすい印象を与えたい場面では、パステルカラーを基調とした可愛い系デザインが適しています。
このデザインは、女性が多い職場、教育関連の資料、福祉・保育関連の文書、あるいは個人のライフログやプライベートな記録などで特に好まれます。
ビジネスシーンでも、社風やターゲット層によっては十分に活用できるデザインです。
パステルカラーとは、原色に白を混ぜたような淡い色合いのことを指します
| カラー名 | RGB値 |
|---|---|
| ベビーピンク | RGB: 255, 209, 220 |
| ミントグリーン | RGB: 189, 236, 217 |
| ラベンダー | RGB: 221, 210, 237 |
| ペールイエロー | RGB: 255, 250, 205 |
| スカイブルー | RGB: 204, 229, 255 |
これらの色は視覚的に刺激が少なく、見ていて心地よい印象を与えます。
📝 パステルカラー配色のポイント
パステルカラーを使ったデザインを作成する際のポイントは、同系色でまとめることです。
たとえば、ピンク系であれば、ヘッダー行にやや濃いめのベビーピンク、データ行は白と薄いピンク(RGB: 255, 240, 245)の交互配色、強調したいセルには少し濃いローズピンク(RGB: 255, 182, 193)を使うといった具合です。
極端に薄い色の文字は視認性が落ちるため避けましょう
たとえばピンク系のデザインであれば、ローズピンクの細い線を使用します。
グレーの罫線でも問題ありませんが、デザインの系統色に合わせた罫線を使うと、より完成度の高い印象になります。
資料の用途と読み手を考慮し、適切な場面で活用するようにしましょう。
📝 可愛い系デザインが適している場面
社内サークルの活動報告、保育園・幼稚園の行事表、個人の家計簿やダイエット記録、ウェディング関連のリスト、教育機関の配布資料などが挙げられます。
ミニマルデザインで洗練された表に仕上げる
「Less is more(少ないほど豊かである)」という言葉があるように、余計なものを削ぎ落としたミニマルデザインは、洗練された印象と高い視認性を両立させます。
近年のデザイントレンドでは、過度な装飾を避け、本質的な情報だけを際立たせるミニマリズムが主流になっています。
エクセルの表においても、この考え方を取り入れることで、一段上の品質を実現できます。
「必要なもの以外はすべて削除する」というシンプルな方針でデザインを構築していきましょう
📝 モノトーン配色の基本
配色は、モノトーン(白、黒、グレーの濃淡)を基本とします。
ヘッダー行は黒(RGB: 0, 0, 0)または濃いグレー(RGB: 51, 51, 51)の背景に白い文字、データ行は白い背景に黒い文字というシンプルな構成です。
交互の行の色分けを使用する場合も、白と非常に薄いグレー(RGB: 250, 250, 250 程度)の控えめな差にとどめます。
アクセントカラーを入れる場合は、1色のみを厳選し、本当に強調したい要素にだけ使用します。
| 要素 | 推奨設定 |
|---|---|
| ヘッダー背景 | 黒(RGB: 0, 0, 0)または濃いグレー(RGB: 51, 51, 51) |
| ヘッダー文字 | 白 |
| データ行背景 | 白 / 薄いグレー(RGB: 250, 250, 250)交互 |
| データ行文字 | 黒 |
フォントは、シンプルで視認性の高いものを選びます。
游ゴシック体は、太さのバリエーションが豊富で、Light、Regular、Mediumなどを使い分けることで、ミニマルでありながら情報の階層を表現できます。
英数字には、HelveticaやArialといったサンセリフ体が調和します。
フォントサイズは標準的な10〜11ポイントで、行間(行の高さ)にやや余裕を持たせると、すっきりとした印象が強まります。
📝 罫線の考え方
罫線については、「罫線を引かない」という選択が最もミニマルです。
ヘッダー行の背景色と、適度な列幅・余白があれば、罫線なしでも十分に情報を区別できます。
どうしても区切りが必要な場合は、ヘッダー行の下に1本だけ細い線を引く、あるいは表全体の上下にのみ線を引くといった最小限の使い方にとどめます。
線の色も、黒ではなくグレー(RGB: 200, 200, 200 程度)を使用すると主張が抑えられます。
ミニマルデザインを成功させるコツは、余白を恐れないことです!
セル内にぎっしりと文字を詰め込むのではなく、適度な空間を確保することで、各要素が際立ち、全体として洗練された印象になります。
また、すべての要素について「これは本当に必要か」と問いかけ、答えがNoであれば思い切って削除する勇気を持つことが大切です。
「シンプルで格好いい」という印象を与えたい場面で、大いに効果を発揮するでしょう。
エクセルの項目が多い表を見やすくする上級テクニック
「項目が多すぎて見づらい」「データ量が増えるとどこを見ればいいかわからなくなる」——これは、エクセルで表を作成する多くのビジネスパーソンが直面する共通の課題です。
顧客管理表、商品マスター、プロジェクト進捗管理など、業務に必要な情報を網羅しようとすると、どうしても列数や行数が増えてしまいます。
基本的なデザインルールを守っていても、データ量が膨大になれば見づらさは避けられません。
このセクションでは、大規模なデータを扱う表を見やすくするための上級テクニックを紹介します!
エクセルには、大量のデータを効率的に整理・表示するための便利な機能が数多く搭載されています。
これらの機能を使いこなすことで、何百行、何千行のデータであっても、必要な情報を素早く見つけ出せる表を作成できます。
一度習得してしまえば、あらゆる業務で応用できる汎用的なスキルとなります。
「見づらい」と指摘されることの多い方、大量データの管理に苦労している方は、ぜひこれらのテクニックをマスターして、データ管理の効率を飛躍的に向上させてください。
これらのテクニックは単独でも使えますが、組み合わせることでさらに強力なデータ管理環境を構築できますよ
たとえば、グループ化で階層構造を作りつつ、条件付き書式で重要データを強調し、フィルターで必要な情報だけを表示するといった使い方です。
自分の業務に合わせて、最適な組み合わせを見つけていただければと思います。
グループ化で階層構造を作る
項目数が多い表を見やすくする最も効果的な方法の一つが、グループ化機能を使って階層構造を作ることです。
グループ化とは、関連する行や列をまとめて折りたたみ可能にする機能です。
必要なときだけ展開して詳細を確認し、普段は折りたたんで概要だけを表示するという使い方ができます。
これにより、大量の情報があっても、画面上には必要最小限の情報だけを表示できるようになります。
📝 グループ化の基本操作(行のグループ化)
グループ化の基本的な操作方法を説明します。
まず、グループ化したい行または列を選択します。
たとえば、4月の売上明細が5行目から15行目に入力されているとします。
この11行をまとめて折りたためるようにしたい場合、5行目から15行目を選択します。
次に、「データ」タブにある「グループ化」ボタンをクリックします。
すると、選択した行の左側にグループを示す線と、折りたたみ用の「−」ボタンが表示されます。
この「−」ボタンをクリックすると行が折りたたまれ、「+」ボタンに変わります。
再度クリックすれば展開されます。
列のグループ化も同様の手順で行えます。折りたたみボタンは列の上部に表示されますよ
関連する複数の列を選択し、「データ」タブの「グループ化」をクリックします。
たとえば、「基本情報」に関する列(氏名、年齢、性別など)と「連絡先」に関する列(電話番号、メールアドレス、住所など)をそれぞれグループ化しておけば、必要に応じてどちらかを折りたたんで表示できます。
大きなグループの中に小さなグループを入れ子にすることで、複数レベルの階層構造を作成できます。
たとえば、年度別の大きなグループの中に、四半期別のグループを作り、さらにその中に月別のグループを作るといった構成です。
折りたたみボタンの横には、レベルを示す数字のボタン(1、2、3…)も表示され、特定のレベルまでを一括で展開・折りたたみすることができます。
グループ化を効果的に活用するコツは、集計行を設けることです。
各グループの末尾に、そのグループの合計や平均を表示する行を作成しておきます。
そうすることで、グループを折りたたんだ状態でも集計結果を確認でき、詳細が必要なグループだけを展開するという使い方が可能になります。
エクセルのアウトライン機能には「小計」という機能もあり、自動的に集計行を挿入してグループ化することもできます。
「データ」タブの「小計」ボタンから利用できます。
条件付き書式で重要データを自動強調
大量のデータの中から重要な情報を見つけ出すのは、時間と労力がかかる作業です。
毎回目視でチェックするのは非効率ですし、見落としのリスクもあります。
条件付き書式を活用すれば、指定した条件に合致するデータを自動的に色分けしたり、アイコンで示したりすることができます。
一度設定しておけば、データが更新されるたびに自動的に書式が適用されるため、継続的なデータ監視にも最適です。
条件付き書式を設定したい列やセル範囲をドラッグして選択します
リボンの「ホーム」タブにある「条件付き書式」ボタンをクリックします
「セルの強調表示ルール」から条件を設定し、書式を選択します
最も基本的な「セルの強調表示ルール」では、「指定の値より大きい」「指定の値より小さい」「指定の範囲内」「指定の値に等しい」「文字列」「日付」「重複する値」などの条件を設定できます。
たとえば、売上目標100万円を下回るデータを赤く表示したい場合の設定方法を見てみましょう
売上の列を選択し、「条件付き書式」→「セルの強調表示ルール」→「指定の値より小さい」を選択します。
表示されるダイアログで「1000000」と入力し、書式として「濃い赤の文字、明るい赤の背景」などを選択します。
これで、100万円未満のセルが自動的に赤くハイライトされます。
「同じ行の別の列の値に基づいて色分けする」「複数の条件を組み合わせる」「相対参照を使った動的な条件」などが可能です。
数式を使う場合、条件が真のときに書式が適用されるため、結果がTRUEまたはFALSEになる数式を入力します。
| 視覚化機能 | 特徴・用途 |
|---|---|
| データバー | セル内に数値の大きさを示す横棒グラフを表示 |
| カラースケール | 数値の大小に応じてセルの背景色をグラデーションで変化 |
| アイコンセット | 数値の範囲に応じて矢印や信号機などのアイコンを表示 |
これらを使用すると、数値の大小関係が一目でわかるようになり、大量のデータを俯瞰的に把握するのに役立ちます。
業務の内容に合わせて適切な条件と書式を設定することで、問題のあるデータを即座に発見できるようになります。
フィルター機能で必要な情報だけ表示
数百行、数千行のデータを扱う表では、その中から特定の条件に合うデータだけを抽出して確認したい場面が頻繁にあります。
フィルター機能を使えば、表示するデータを瞬時に絞り込むことができます。
元のデータは削除されず、単に表示・非表示が切り替わるだけなので、安心して何度でも絞り込み条件を変更できます。
データが入力された表のいずれかのセルを選択します
またはショートカット「Ctrl + Shift + L」でも設定できます
各列のヘッダーに表示される矢印をクリックして条件を設定します
フィルターメニューでは、その列に含まれるすべての値がチェックボックス付きで表示されます
表示したい値にチェックを入れ、表示したくない値のチェックを外して「OK」をクリックすると、選択した値を含む行だけが表示されます。
たとえば、「部署」列のフィルターメニューで「営業部」だけにチェックを入れれば、営業部のデータのみが表示されます。
| フィルターの種類 | 設定できる条件 |
|---|---|
| テキストフィルター | 等しい、含む、始まる、終わる など |
| 数値フィルター | 以上、以下、範囲内、トップテン など |
| 日付フィルター | 今日、昨日、今週、今月、今四半期、今年 など |
たとえば、「部署が営業部」かつ「売上が100万円以上」かつ「日付が今月」という複合条件でデータを絞り込めます。
すべての条件を満たすデータだけが表示されます。
スライサーという機能を使うと、フィルターをボタンクリックだけで操作できてさらに便利です!
スライサーは、フィルター条件をボタンとして視覚的に表示する機能です。
テーブルを選択した状態で「挿入」タブの「スライサー」をクリックすると、スライサーを追加する列を選択できます。
追加されたスライサーは、ボタンをクリックするだけでフィルターが適用されるため、頻繁に絞り込み操作を行う表では非常に便利です。
ピボットテーブルで動的な集計表を作成
大量のデータを様々な角度から分析したい場合、ピボットテーブルは最強のツールです。
ピボットテーブルを使えば、元データを加工することなく、任意の項目で集計したり、グループ化したり、フィルタリングしたりすることができます。
しかも、集計の軸をドラッグ&ドロップで自由に入れ替えられるため、「部署別の売上」から「商品別の売上」へ、あるいは「月別の売上」へと、瞬時に視点を切り替えられます。
1行目が見出し、2行目以降がデータ、空白行なしのテーブル形式で準備します
配置場所(新規シートまたは既存シート)を選択してOKをクリックします
「フィルター」「列」「行」「値」の各エリアにフィールドを配置して集計表を作成します
たとえば「部署別・月別の売上合計」を集計する場合の設定を見てみましょう
「部署」フィールドを「行」エリアにドラッグし、「月」フィールドを「列」エリアにドラッグし、「売上」フィールドを「値」エリアにドラッグします。
すると、部署が行見出し、月が列見出しとなり、各交点に売上の合計が表示された集計表が自動的に生成されます。
| 集計方法 | 説明 |
|---|---|
| 合計(デフォルト) | 数値の合計を計算 |
| 平均 | 数値の平均値を計算 |
| 個数 | データの件数をカウント |
| 最大値・最小値 | 最大または最小の値を表示 |
「値」エリアに配置したフィールドは、デフォルトで合計が計算されますが、これを平均、個数、最大値、最小値などに変更することも可能です。
「値」エリアのフィールドをクリックし、「値フィールドの設定」を選択すると、集計方法を変更できます。
また、「計算の種類」タブでは、「列の合計に対する比率」「総計に対する比率」「前の値との差」「累計」などの高度な計算も設定できます。
「ピボットテーブル分析」タブから「タイムラインの挿入」を選択すると、日付フィールドに基づいたタイムラインが追加されます。
スライダーを動かすだけで、表示する期間を簡単に変更できるため、時系列データの分析に非常に便利です。
ピボットテーブルは学習コストはやや高めですが、一度習得すればデータ分析の効率が劇的に向上しますよ!
複数部署のデータを統合して分析する管理職、定期的なレポート作成が必要な経理担当者、マーケティングデータを様々な切り口で見たい担当者など、大量のデータを扱うすべての人にとって、必須のスキルといえるでしょう。
無料で使えるエクセルの見やすい表テンプレートサイト3選
自分でデザインする時間がない、あるいはデザインに自信がないという方にとって、無料で質の高いテンプレートをダウンロードできるサイトは非常に心強い存在です。
インターネット上には数多くのテンプレート配布サイトがありますが、品質や安全性、使いやすさはサイトによって大きく異なります。
このセクションでは、安全性が高く、日本のビジネスシーンで使いやすいテンプレートを提供している3つのサイトを厳選して紹介します。
いずれも多くのビジネスパーソンに利用されている実績があり、テンプレートの品質も一定以上のレベルが保証されています。
それぞれのサイトの特徴、強み、利用時の注意点などを詳しく解説しますので、自分のニーズに合ったサイトを見つける参考にしてください。
テンプレートを使えば、デザインの知識がなくてもプロ品質の表がすぐに作れますよ!
📝 テンプレートサイト利用時の注意点
ダウンロード前に必ず利用規約を確認することをおすすめします。
特に商用利用の可否、クレジット表記の要否、再配布の制限などは、サイトやテンプレートによって異なります。
社内利用であれば問題ないケースがほとんどですが、クライアントへの納品物に含める場合や、テンプレートをベースに商品を作成する場合などは、事前に規約を確認しておくと安心です。
信頼できるサイトであっても、万が一のリスクに備えることは大切です。
特に、マクロを含むファイル(.xlsm形式など)を開く際は、マクロを有効にする前に提供元を再確認してください。
Microsoft公式テンプレート(安全で種類豊富)
ウイルスやマルウェアの心配がなく、エクセルの最新機能を活かした設計になっているため、互換性の問題も起こりにくいというメリットがあります。
また、テンプレートの種類も非常に豊富で、ビジネス用途から個人利用まで幅広くカバーしています。
公式だから安心感が違いますね!初心者の方にはまずMicrosoft公式をおすすめします
エクセルを起動した際に表示されるスタート画面からは、カテゴリ別にテンプレートを閲覧したり、キーワードで検索したりできます。
Webブラウザからアクセスする場合は、サイト上でテンプレートをプレビューし、気に入ったものをダウンロードできます。
ビジネス向けの表テンプレートとしては、請求書、見積書、予算管理表、スケジュール表、在庫管理表、顧客リスト、経費精算書、勤怠管理表など、基本的なビジネス文書が一通り揃っています。
それぞれのテンプレートには複数のデザインバリエーションが用意されていることも多く、好みや用途に応じて選択できます。
また、カレンダーやガントチャートといった、表を応用した実用的なテンプレートも充実しています。
📝 Microsoft公式テンプレートの特徴
多くのテンプレートがエクセルの高度な機能を活用しています。
テーブル機能、条件付き書式、入力規則、数式による自動計算などがあらかじめ設定されており、ダウンロードしてすぐに実用的に使えるようになっています。
たとえば、予算管理テンプレートでは、数値を入力するだけで自動的に合計や差異が計算され、目標との乖離がグラフで可視化されるといった仕組みが組み込まれています。
数式やグラフが最初から設定されているので、データを入力するだけでOKなのが嬉しいポイントです!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用料金 | 無料 |
| 商用利用 | 可能 |
| クレジット表記 | 不要 |
| 再配布・販売 | 禁止 |
Microsoft公式テンプレートは基本的に無料で自由に使用できます。
社内での利用、クライアントへの納品物への使用、個人事業での使用などは問題ありませんので、ビジネスシーンで安心して活用できます。
bizocean(ビズオーシャン)(日本のビジネス文書に特化)
日本のビジネス慣習や文化に合わせたテンプレートが豊富に揃っており、「日本語でそのまま使える」という点で非常に実用的です。
海外サイトのテンプレートを翻訳・修正する手間がなく、ダウンロードしてすぐに業務に活用できます。
稟議書や出張精算書など、日本独自のビジネス文書が揃っているのはbizoceanならではの強みです!
これらは海外のテンプレートサイトではほとんど見つからないものです。
また、日本の法令や商習慣に沿った書式で提供されているため、日本の実務で使いやすい形式になっています。
表形式のテンプレートとしては、売上管理表、顧客管理表、在庫管理表、備品管理表、経費精算書、勤怠管理表、シフト表、工程表、チェックリストなど、業務に直結する実用的なものが数多く用意されています。
特に中小企業や個人事業主にとって必要十分なラインナップが揃っており、大企業向けの複雑なシステムを導入するまでもない規模の業務管理に最適です。
📝 bizoceanの利用方法
bizoceanを利用するには、無料の会員登録が必要です。
メールアドレスを登録し、簡単なプロフィールを入力するだけで登録は完了します。
無料会員でも多くのテンプレートをダウンロードできますが、一部のプレミアムテンプレートは有料会員(月額制)限定となっています。
まずは無料会員として利用し、必要に応じて有料プランを検討するという使い方がおすすめです。
無料会員でも十分な数のテンプレートが使えるので、まずは登録してみましょう!
「エクセル 管理表」「売上 テンプレート」などのキーワードで検索すると、関連するテンプレートが一覧表示されます。
各テンプレートにはプレビュー画像と説明文が付いているため、ダウンロード前に内容を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用料金 | 基本無料(一部有料会員限定) |
| 会員登録 | 必要(無料) |
| 個人・社内利用 | 無料で可能 |
| 第三者への配布・販売 | 制限あり(要確認) |
テンプレートBANK(更新頻度が高い)
季節やトレンドに合わせたテンプレートが随時公開されるため、最新のデザインや機能を取り入れたテンプレートを入手しやすいという特徴があります。
また、ユーザーからのリクエストに応じてテンプレートが作成されることもあり、実際のニーズに基づいた実用的なテンプレートが揃っています。
常に新しいテンプレートが追加されるので、定期的にチェックする価値がありますよ!
「ビジネス」「経理・会計」「総務・人事」「営業・販売」「製造・物流」「IT・情報管理」など、部門や業務内容に応じたカテゴリが設けられており、自分の業務に関連するテンプレートを効率的に探すことができます。
また、「新着テンプレート」「人気テンプレート」といった切り口でも閲覧できるため、多くの人に選ばれている定番テンプレートを見つけることも容易です。
エクセルの表テンプレートとしては、各種管理表、集計表、報告書、計画表などが豊富に用意されています。
デザインのバリエーションも多く、シンプルなものからカラフルなもの、フォーマルなものからカジュアルなものまで、用途や好みに応じて選択できます。
また、同じ種類のテンプレートでも複数のレイアウトが用意されていることがあり、自分の業務に最も合った形式を選べるのもメリットです。
📝 サイトの利用方法
サイトの利用方法は比較的シンプルです。
会員登録なしでもテンプレートの閲覧は可能ですが、ダウンロードには無料の会員登録が必要な場合があります。
登録はメールアドレスとパスワードの設定だけで完了し、登録後はすぐにテンプレートをダウンロードできるようになります。
ダウンロード形式は主にエクセル形式(.xlsx)で、一部のテンプレートはPDF形式やWord形式でも提供されています。
気に入ったテンプレートは自分のパソコンに保存しておくと、サイトの仕様変更があっても安心ですね
業務に直接使えるテンプレートが新しく公開されていることもありますし、デザインのトレンドを知る参考にもなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用料金 | 基本無料 |
| 会員登録 | ダウンロード時に必要な場合あり |
| 個人・社内利用 | 無料で可能 |
| 商用利用 | テンプレートにより異なる(要確認) |
| 二次配布・販売 | 禁止 |
📝 3つのサイトの使い分け
これら3つのサイトを状況に応じて使い分けることで、ほとんどのビジネスシーンで必要なテンプレートを無料で入手できるでしょう。
安全性を最優先するならMicrosoft公式、日本のビジネス文書に特化したものが欲しいならbizocean、最新のデザインやトレンドを取り入れたいならテンプレートBANKというように、目的に応じて最適なサイトを選択してください。
まずは3つのサイトをブックマークしておいて、必要なときに比較検討するのがおすすめです!
エクセルの見やすい表に関するよくある質問
エクセルで見やすい表を作成する過程では、様々な疑問や問題に直面することがあります。
基本的なルールやテクニックを理解していても、実際の業務で使ってみると「こういう場合はどうすればいいのか」という具体的な悩みが出てくるものです。
このセクションでは、多くのエクセルユーザーから寄せられる代表的な質問を取り上げ、それぞれに対する解決策を詳しく解説します。
画面上では見やすく作れたのに印刷すると崩れてしまう、エクセルテンプレートをGoogleスプレッドシートでも使いたい……そんな「あるある」な悩み、ありますよね
ここで紹介する質問は、いずれも実務で頻繁に発生する問題ばかりです。
画面上では見やすく作れたのに印刷すると崩れてしまう、エクセルで作ったテンプレートをGoogleスプレッドシートでも使いたい、色を使いすぎて逆に見づらくなってしまった——こうした「あるある」な悩みに対して、具体的かつ実践的な解決方法をお伝えします。
これらの質問と回答を参考にすることで、日常業務で発生しがちなトラブルを素早く解決できるようになるでしょう。
また、事前に対処法を知っておくことで、問題が起きる前に予防措置を講じることも可能です。
ぜひ、自分の業務に当てはまる項目をチェックして、今後の表作成に役立ててください。
Q. 印刷すると表が見づらくなるときの対処法は?
A: 印刷プレビューで確認しながら、用紙サイズ・余白・拡大縮小率を調整することで解決できます。
画面上では完璧に見える表が、印刷すると文字が切れたり、レイアウトが崩れたり、色が薄くなったりすることがあります。
これはエクセルユーザーの多くが経験する共通の悩みです。
画面表示と印刷結果が異なる原因はいくつかあり、それぞれに適切な対処法があります。
印刷前に必ずプレビューで確認する習慣をつけると、用紙のムダも減らせますよ
📝 問題①:表が用紙サイズに収まらない
まず最も多い問題は、表が用紙サイズに収まらないことです。
A4用紙に印刷したいのに、列が多すぎて右側が切れてしまうケースです。
この問題を解決するには、「ページレイアウト」タブの印刷設定を調整します。
「拡大縮小印刷」セクションで「横: 1ページ」に設定すると、表の横幅が自動的に用紙の幅に収まるよう縮小されます。
縦方向も同様に「縦: 1ページ」に設定すれば、表全体が1ページに収まります。
ただし、縮小率が高くなりすぎると文字が読めなくなるため、プレビューで確認しながら調整してください。
📝 問題②:余白の設定が適切でない
次に多い問題は、余白の設定が適切でないことです。
デフォルトの余白設定では、用紙の端に近い部分のデータが切れてしまうことがあります。
「ページレイアウト」タブの「余白」から「狭い」を選択すると、余白が最小限になり、より多くのデータを印刷できます。
カスタム設定で数値を直接指定することも可能です。
ただし、余白が狭すぎるとプリンターによっては印刷できない領域にデータがかかってしまうことがあるため、プレビューで確認してから印刷してください。
📝 問題③:印刷プレビューの確認不足
印刷プレビューの確認は必須です。
「ファイル」タブから「印刷」を選択するか、「Ctrl + P」を押すと、印刷プレビューが表示されます。
ここで、ページ数、各ページに含まれる内容、拡大縮小率などを確認できます。
プレビュー画面の下部にあるページ送りボタンで、複数ページにまたがる場合の各ページの内容も確認できます。
📝 問題④:2ページ目以降にヘッダー行が表示されない
複数ページに印刷される場合、2ページ目以降にヘッダー行が表示されないという問題もよく発生します。
これを解決するには、「ページレイアウト」タブの「印刷タイトル」を設定します。
「タイトル行」の入力欄をクリックし、ヘッダーとして繰り返し印刷したい行(通常は1行目)を選択します。
この設定により、すべてのページの上部にヘッダー行が印刷されるようになります。
複数ページの資料では、ヘッダー行の繰り返し設定は必須テクニックです!
📝 問題⑤:色に関する問題
色に関する問題もあります。
画面では鮮やかに見える色が、印刷すると薄くなったり、思った色と違ったりすることがあります。
これはモニターとプリンターの色再現の違いによるものです。
対策としては、印刷を前提とする資料では、彩度の高い色を避け、やや濃いめの色を選ぶことをおすすめします。
また、カラー印刷ではなくモノクロ印刷を行う可能性がある場合は、色だけでなく、パターン(網掛け)や太字などを併用して情報を区別するようにすると、白黒印刷でも判別しやすくなります。
Q. スプレッドシートでも使える?
A: 基本的な機能についてはほとんど互換性があり、エクセルテンプレートをスプレッドシートで開いて編集することも可能です。
ただし、一部の機能については違いがあるため、完全に同じ見た目や動作を再現できない場合もあります。
| 機能 | 互換性 | 備考 |
|---|---|---|
| 基本的な書式設定 | ◎ 高い | フォント、色、配置、罫線はほぼそのまま再現 |
| セルの結合・行列サイズ | ◎ 高い | そのまま維持される |
| 基本的な関数 | ○ 概ね互換 | SUM、AVERAGE、IF、VLOOKUPなどは共通 |
| テーブル機能 | △ 注意が必要 | 通常のセル範囲として認識される |
| 条件付き書式 | ○ 概ね互換 | 基本ルールは互換、高度な視覚化は一部非対応 |
| マクロ・VBA | × 非対応 | Google Apps Scriptで作り直しが必要 |
スプレッドシートにも独自のフィルター機能やピボットテーブル機能があるので、必要に応じて再設定すれば同様の機能を実現できます
Q. 色分けしすぎて逆に見づらくなったときは?
A: 一度すべての色をリセットし、「基本は白、強調は1色」のルールで再設計することで解決できます。
色を使いすぎて表が見づらくなってしまうのは、デザインに慣れていない方がよく陥る失敗です。
「見やすくしよう」「わかりやすくしよう」という意図で色を追加していった結果、虹のようにカラフルな表になってしまい、かえって何が重要なのかわからなくなる——そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
この問題を解決するには、色の使い方を根本的に見直す必要があります。
色を足すほど見づらくなる……これは表作成でよくある「あるある」です
それぞれの目的に対して1〜2色を割り当てるようにしましょう。
改善後の表は、ぜひ第三者に見てもらいましょう。自分では気づかない問題点を指摘してもらえることがありますよ
まとめ:今日から実践できるエクセルの見やすい表作成のポイント
ここまで、エクセルで見やすい表を作成するための様々なテクニックやルールを詳しく解説してきました。
テンプレートの活用法から、デザインの基本ルール、テーブル機能の使い方、デザインパターン、上級テクニック、無料テンプレートサイト、そしてよくある質問への回答まで、幅広い内容をカバーしました。
ぜひ、今日から学んだテクニックを実践し、「見やすい」と評価される表を作成してください。
この記事を参考に、今日から一つずつ実践してみてくださいね。応援しています!


株式会社スーツ 代表取締役社長CEO
2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師。2019年6月より国土交通省PPPサポーター。2020年10月にYouTuber事務所の株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場企業の子会社化を実現。2022年12月にスーツ社を新設分割し同社を商号変更、新たに株式会社スーツ設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。
現在、スーツ社では、チームのタスク管理ツール「スーツアップ」の開発・運営を行い、中小企業から大企業のチームまで、日本社会全体の労働生産性の向上を目指している。