タスクのステータスとは?意味・種類・設計方法を徹底解説【コピペ用一覧表付き】
「タスクのステータスって何?」「進捗とステータスの違いがよく分からない」「ツールの設定画面を開いたけど、どんなステータスを作ればいいか迷っている」——そんな疑問や悩みを抱えていませんか?
タスクのステータス管理は、チームの生産性を左右する重要な要素です。
ステータスが曖昧なまま運用を始めると、誰も更新しなくなったり、「進行中」にタスクが溜まり続けて進捗が見えなくなったりと、管理が形骸化してしまうケースが少なくありません。
実際、「ステータスを設定したのに誰も更新してくれない…」という悩みは、多くのチームが経験しています。
本記事では、タスクのステータスの基本的な意味から、進捗管理との違い、最適なステータス設計の3ステップ、業種別のテンプレート(開発・営業・マーケ向け)、よくある失敗Q&A、おすすめツール3選まで、実務で使える知識を網羅的に解説します。
すぐにコピペして使える日本語・英語対訳表も用意しました。
この記事を読めば、タスクのステータスの正しい理解が深まり、自チームに最適なステータス構成を今日から設計・運用できるようになります。
目次
タスクのステータスとは?基本を30秒で理解する
プロジェクト管理ツールを使い始めたとき、「ステータス」という言葉に戸惑った経験はないでしょうか。
上司から「あのタスクのステータスどうなってる?」と聞かれ、とっさに答えられなかった方もいるかもしれません。
「ステータス」って聞いたことはあるけど、正確な意味を説明できる自信がない…という方も多いのではないでしょうか?
本章では、タスクのステータスとは何かを30秒で理解できるよう、定義と役割をシンプルに解説します。
さらに、すぐに使えるコピペ用の日本語・英語対訳表も用意しました。
タスクのステータスの定義と役割
タスクのステータスとは、ある作業が現在どの段階にあるかを示す「状態ラベル」のことです。
たとえば「未着手」「進行中」「完了」といった分類がこれに当たります。
一言で表現するなら、「タスクの今を可視化するためのタグ」と言えるでしょう。
RPGゲームでいう「クエストの進行状況」をイメージすると分かりやすいかもしれませんね!
なぜステータスが必要なのか
なぜステータスが必要なのかというと、チームで仕事を進める際に「誰が・何を・どこまでやっているか」を一目で把握できるようにするためです。
ステータスがなければ、個々のメンバーに進捗を確認する手間が発生し、コミュニケーションコストが増大します。
ステータスを設定しておけば、タスクボードやリストを見るだけで、チーム全体の作業状況を瞬時に把握できるようになります。
- 進捗確認の手間を大幅に削減
- チーム全体の作業状況を瞬時に把握
- コミュニケーションコストの低減
「進捗」「状態」「ステータス」の違い
ここで、「進捗」「状態」「ステータス」の違いについても整理しておきましょう。
「進捗」とは、タスクがどの程度進んでいるかを表す概念であり、パーセンテージや達成度で表現されることが一般的です。
一方、「状態」や「ステータス」は、タスクが現在どのフェーズにあるかを示す離散的なカテゴリを意味します。
つまり、進捗は連続的な数値であり、ステータスは段階的なラベルであるという点が大きな違いです。
| 項目 | 進捗 | ステータス |
|---|---|---|
| 表現方法 | パーセンテージ・達成度 | 段階的なラベル |
| 性質 | 連続的な数値 | 離散的なカテゴリ |
| 例 | 30%、50%、90% | 未着手、進行中、完了 |
「進行中」というステータスでも、進捗は10%の場合もあれば90%の場合もあるんですね。ステータスは「大まかな段階」、進捗は「詳細な達成度」と覚えておきましょう!
ステータス管理の基本的な流れ
ステータス管理の基本的な流れは、一般的に「未着手」から始まり、「進行中」を経て「完了」に至るという直線的な遷移をたどります。
ただし、実際の業務では「保留」「差し戻し」「キャンセル」といった分岐が発生することも少なくありません。
こうした分岐を含めたステータス遷移の設計が、効果的なタスク管理の鍵となります。
【コピペ用】基本ステータス一覧|日本語・英語対訳表
今まさにツールの設定画面を開いている方、Excelで課題管理表を作成中の方のために、すぐにコピペして使える日本語・英語対訳表をご用意しました。
外資系企業やグローバルプロジェクトでも使える標準的な表記を採用しています。
会議中に「このステータス英語で何だっけ?」となったときにも、この表をブックマークしておけばすぐに確認できますよ!
基本ステータス対訳表
| 日本語 | 英語 | 説明 |
|---|---|---|
| 未着手 | Not Started / To Do | まだ作業を開始していない状態 |
| 進行中 | In Progress | 現在作業を進めている状態 |
| レビュー中 | In Review | 成果物の確認・検証を行っている状態 |
| 保留 | On Hold | 何らかの理由で作業を一時停止している状態 |
| 完了 | Done / Completed | 作業が終了し、成果物が確定した状態 |
| キャンセル | Cancelled | 作業が中止され、今後再開しない状態 |
補足ステータス対訳表
より細かな状況を表現したい場合は、以下の補足ステータスも活用してみてください。
| 日本語 | 英語 | 説明 |
|---|---|---|
| 対応中 | Working On | 担当者が積極的に取り組んでいる状態 |
| 承認待ち | Pending Approval | 上長やクライアントの承認を待っている状態 |
| 差し戻し | Rejected / Returned | 修正が必要なため前工程に戻された状態 |
| テスト中 | In Testing | 品質確認やテストを実施している状態 |
| リリース済み | Released / Deployed | 本番環境に反映された状態 |
| 要確認 | Needs Review | 確認事項があり判断待ちの状態 |
- Asana・Jira・Notion・Backlogなど多くのツールで共通して使用可能
- Excel・スプレッドシートでの課題管理表作成にも活用できます
これらのステータスは、Asana、Jira、Notion、Backlogなど多くのプロジェクト管理ツールで共通して使用されている表記です。
ツールによって若干の表記揺れがある場合もありますが、上記の対訳を使えば、国内外のメンバーとスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
まずは「未着手→進行中→完了」の3つから始めて、必要に応じてステータスを追加していくのがおすすめですよ!
タスクのステータスと進捗管理の違い
「進捗どうなってる?」「ステータス教えて」という言葉は、日常的な業務でよく耳にするフレーズです。
しかし、この2つの言葉を同じ意味として使っている方も多いのではないでしょうか。
実は、進捗とステータスは似て非なる概念であり、それぞれの役割を正しく理解することで、より効果的なタスク管理が実現できます。
どちらも「今どうなってる?」を確認する言葉ですが、実は見ているポイントが全く違うんです!
本章では、進捗管理とステータス管理の違いを明確にし、実務でどのように使い分けるべきかを解説します。
それぞれの定義と特徴
まず、進捗管理とステータス管理のそれぞれの定義を整理しましょう。
📝 進捗管理とは
タスクやプロジェクトがどの程度完了に近づいているかを数値的に把握し、計画との差異を管理する手法です。
「このタスクは60%完了している」「予定より2日遅れている」といった表現が進捗管理に該当します。
進捗は連続的な値として捉えられ、パーセンテージや日数、工数などの数値で表現されることが一般的です。
📝 ステータス管理とは
タスクが現在どのフェーズ(段階)にあるかをカテゴリとして管理する手法です。
「このタスクは進行中」「承認待ちの状態」といった表現がステータス管理に該当します。
ステータスは離散的な値であり、あらかじめ定義されたラベルの中から現在の状態を選択する形式を取ります。
進捗は「数字」、ステータスは「ラベル」と覚えておくとシンプルです!
両者の特徴を比較すると、以下のような違いが浮かび上がります。
| 比較項目 | 進捗管理 | ステータス管理 |
|---|---|---|
| 値の性質 | 連続的(数値) | 離散的(カテゴリ) |
| 表現方法 | パーセンテージ、日数、工数 | ラベル(未着手、進行中など) |
| 把握できること | どれだけ進んでいるか(量) | どの段階にあるか(質) |
| 関連性が強い要素 | スケジュール・時間軸 | ワークフロー・業務プロセス |
| 可視化ツール例 | ガントチャート、バーンダウンチャート | カンバンボード |
- 定量的な把握が可能:計画と実績の差異を客観的に測定できる
- 時間軸との関連性が強い:スケジュール管理と密接に結びつく
- 遅延の度合いを正確に認識:数値で表現されるため客観的
プロジェクトマネジメントにおいては、ガントチャートやバーンダウンチャートなどを用いて進捗を可視化することが多いでしょう。
- 状態の分類が明確:タスクが今どのフェーズにあるか一目瞭然
- ワークフローとの関連性が強い:業務プロセスの流れに沿って遷移
- チーム全体の作業状況を俯瞰しやすい:全体像の把握に最適
カンバンボードなどを用いてステータス別にタスクを可視化する手法が広く採用されています。
実務での使い分け方
では、実務において進捗管理とステータス管理をどのように使い分ければよいのでしょうか。
結論から言えば、両者は対立する概念ではなく、相互補完的に活用するものです。
具体的なシーンを交えて説明します。
「どちらが正解?」ではなく「どう組み合わせるか」がポイントです!
📝 日次のチームミーティング → ステータス管理が効果的
各メンバーが担当タスクのステータスを報告することで、チーム全体の作業状況を短時間で共有できます。
「Aさんの機能実装は進行中、Bさんのテストは完了、Cさんのドキュメント作成は承認待ち」といった形で、5分程度のスタンドアップミーティングで全員の状況を把握することが可能です。
📝 週次・月次のプロジェクトレビュー → 進捗管理が重要
プロジェクト全体が計画通りに進んでいるか、遅延が発生している場合はどの程度のインパクトがあるかを数値で把握する必要があるからです。
「今週末時点で全体進捗75%、計画比で5%の遅延」といった報告が求められる場面です。
📝 クライアント・上司への報告 → 両方を組み合わせる
まずステータスで大まかな状況を伝え、必要に応じて進捗の詳細数値を補足するアプローチが効果的です。
「現在、開発フェーズは進行中で、全体の進捗は約70%です。予定より若干遅れていますが、来週中には予定に追いつく見込みです」といった報告がこれに該当します。
報告相手や目的に応じて、伝え方を変えることが大切ですね!
すべてのタスクに詳細な進捗率を設定するのは手間がかかりすぎるため、基本はステータスで管理し、規模の大きいタスクや期限が厳しいタスクについてのみ進捗を細かく追跡するという運用がバランスの取れたアプローチです。
| シーン | 推奨する管理手法 | 理由 |
|---|---|---|
| 日次ミーティング | ステータス管理 | 短時間で全体状況を把握できる |
| 週次・月次レビュー | 進捗管理 | 計画との差異を数値で報告できる |
| クライアント報告 | 両方を組み合わせ | 状況と数値の両面から説明できる |
| 個人タスク管理 | ステータス+重要タスクのみ進捗 | 管理コストと精度のバランスが取れる |
| ボトルネック発見 | ステータス管理 | 滞留箇所が一目瞭然 |
| 工数見積もり・予実管理 | 進捗管理 | 時間の比較には数値が不可欠 |
- 特定のステータスにタスクが滞留している場合、そこがボトルネック
- 「レビュー待ち」に多くのタスクが溜まっていれば、レビュアーのキャパシティに問題あり
- 進捗率だけでは気づきにくい課題を発見できる
- タスクにかかる時間を見積もり、実際にかかった時間と比較
- 見積もり精度の向上やリソース配分の最適化につなげられる
- ステータスだけでは十分な情報が得られない領域
目的に応じて使い分けることで、タスク管理の精度と効率が格段に上がりますよ!
タスクのステータス管理が重要な3つの理由
「ステータスを設定するのは面倒」「わざわざ更新する意味があるのか」と感じている方も少なくないでしょう。
確かに、ステータス管理には一定の手間がかかります。
しかし、その手間をかける価値は十分にあります。
「面倒だから」とステータス管理をサボると、後から大きなツケが回ってくることも…。この章でその理由をしっかり押さえておきましょう!
本章では、ステータス管理がチームやプロジェクトにもたらす具体的なメリットを解説するとともに、管理が破綻してしまう典型的な失敗パターンとその対策についても触れていきます。
ステータス管理がもたらすメリット
ステータス管理を適切に行うことで得られるメリットは多岐にわたりますが、特に重要な3つのポイントに絞って解説します。
📝 メリット①:チーム全体の作業状況が可視化される
ステータスが設定されていれば、カンバンボードやタスクリストを見るだけで、どのタスクがどの段階にあるかを瞬時に把握できます。
これにより、マネージャーは個々のメンバーに逐一確認する必要がなくなり、メンバーも他の人が何をしているかを自然と把握できるようになります。
可視化によってコミュニケーションコストが大幅に削減され、チーム全体の生産性向上につながります。
「あの人、今何やってるんだろう?」といちいち聞かなくて済むのは、地味だけどかなり大きいメリットですよね。
経済産業省が推進するDX(デジタルトランスフォーメーション)においても、業務の可視化は重要な要素として位置づけられています。
ステータス管理は、この可視化を最もシンプルに実現する手段の一つです。
紙やホワイトボードで管理していた時代と比べ、デジタルツールを活用したステータス管理では、リアルタイムでの情報共有が可能となり、リモートワーク環境でもチームの状況を正確に把握できます。
📝 メリット②:ボトルネックの早期発見ができる
特定のステータスにタスクが集中している場合、そこが業務プロセス上のボトルネックであることを示しています。
たとえば、「レビュー待ち」のステータスにタスクが10件以上溜まっていれば、レビュー体制に問題があることが一目で分かります。
「承認待ち」にタスクが滞留していれば、承認者のキャパシティや承認プロセス自体に改善の余地があることが示唆されます。
ボトルネックを早期に発見できれば、問題が深刻化する前に対策を講じることができます。
レビュアーを増員する、承認プロセスを簡素化する、といった具体的なアクションにつなげることで、プロジェクト全体の遅延を防ぐことが可能です。
📝 メリット③:優先順位の判断が容易になる
ステータスが明確になっていれば、今どのタスクに注力すべきかの判断が格段にしやすくなります。
「未着手」のタスクが多ければ着手を促進する必要があり、「進行中」のタスクが多ければ完了に向けた追い込みが必要です。
「保留」のタスクが増えていれば、保留理由を解消するための対応が求められます。
また、ステータスと期限を組み合わせることで、より精緻な優先順位付けが可能になります。
期限が近いにもかかわらず「未着手」のタスクは最優先で対応すべきであり、期限に余裕があって「進行中」のタスクは現状のペースを維持すればよいといった判断ができるようになります。
個人でタスク管理を行う場合にも、これらのメリットは同じように当てはまりますよ。自分自身の作業状況を客観視するツールとして、ステータス管理はとても有効です。
管理が破綻する失敗パターンと対策
ステータス管理のメリットを理解していても、実際の運用では様々な問題が発生しがちです。
ここでは、典型的な失敗パターンとその対策を紹介します。
過去にステータス管理が形骸化した経験がある方は、以下のパターンに心当たりがあるかもしれません。
| 失敗パターン | 主な対策 |
|---|---|
| ①ステータスの定義が曖昧 | 各ステータスの定義を文書化・共有 |
| ②ステータスの更新が滞る | 更新タイミングのルール化・通知機能活用 |
| ③ステータスが多すぎる | 5〜9個程度に絞る(7±2の法則) |
| ④業務フローと合っていない | 自チームのフローに沿った設計・定期見直し |
| ⑤目的が共有されていない | 目的とメリットの共有・成功体験のフィードバック |
📝 失敗パターン①:ステータスの定義が曖昧
「進行中」と「対応中」の違いは何か、「保留」と「待機」はどう使い分けるのか、といった定義が明確でないと、メンバーごとに解釈がバラバラになります。
結果として、同じ状態のタスクに異なるステータスが付与され、正確な状況把握ができなくなってしまいます。
【対策】各ステータスの定義を文書化し、チーム内で共有することが重要です。
「進行中とは、担当者がアクティブに作業を行っている状態を指す」「保留とは、外部要因により作業を一時停止している状態を指す」といった具体的な説明を用意し、新メンバーが加わった際にも説明できるようにしておきましょう。
📝 失敗パターン②:ステータスの更新が滞る
タスクの状態が変わってもステータスが更新されなければ、管理ボードと実態に乖離が生じます。
「ボード上は進行中だけど、実際はもう完了している」「未着手になっているけど、実はとっくに始めている」といった状況が頻発すると、ステータス管理の信頼性が失われ、誰も参照しなくなってしまいます。
【対策】ステータス更新のタイミングをルール化することが効果的です。
たとえば、「タスクに着手したらすぐに進行中に変更する」「作業が完了したらその日のうちに完了に変更する」といったルールを設け、デイリースタンドアップでステータスの確認を習慣化するとよいでしょう。
また、ツールの通知機能を活用し、長期間ステータスが変わっていないタスクをアラートで知らせる仕組みを導入するのも有効です。
「更新を忘れる」のは人間として当然のこと。だからこそ、ルールや仕組みでカバーする発想が大切ですね。
📝 失敗パターン③:ステータスが多すぎる
業務の実態を細かく反映しようとするあまり、ステータスの種類が増えすぎてしまうケースがあります。
15種類も20種類もステータスがあると、どれを選べばよいか迷ってしまい、更新の手間も増大します。
結果として、適当なステータスが選ばれたり、更新自体がされなくなったりします。
【対策】ステータスは必要最小限に絞ることが鉄則です。
後述する「7±2の法則」を目安に、5〜9個程度に収めることをおすすめします。
細かい状態の区別が必要な場合は、ステータスではなくタグやラベルで補完するアプローチも検討してください。
📝 失敗パターン④:ステータスと業務フローが合っていない
テンプレートをそのまま導入した結果、自チームの業務フローと噛み合わないステータス構成になってしまうことがあります。
たとえば、レビュープロセスがないチームに「レビュー中」ステータスがあっても使われませんし、逆に複数の承認段階があるチームに「承認待ち」ステータスが1つしかなければ実態を反映できません。
【対策】自チームの業務フローを洗い出した上で、そのフローに沿ったステータスを設計することが重要です。
最初から完璧を目指す必要はありません。
運用しながら定期的に見直し、実態に合わせてステータスを調整していく姿勢が大切です。
📝 失敗パターン⑤:ステータス管理の目的が共有されていない
なぜステータス管理を行うのか、その目的がチームに浸透していないと、「面倒な作業が増えた」という認識だけが広がり、形骸化につながります。
【対策】ステータス管理の目的とメリットをチーム全体で共有し、管理の成果を定期的にフィードバックすることが効果的です。
「ステータス管理のおかげでボトルネックが見つかり、納期遅延を防げた」といった具体的な成功体験を共有することで、メンバーの納得感と協力を得やすくなります。
「なぜやるのか」が腹落ちしていないと、どんな仕組みも長続きしません。目的の共有は、導入時の最重要ポイントです!
タスクのステータスの種類と最適な設計
ステータス管理の重要性を理解したところで、次に気になるのは「具体的にどんなステータスを設定すればいいのか」という点でしょう。
ステータスの種類が少なすぎれば業務の実態を反映できず、多すぎればメンバーが混乱してしまいます。
本章では、多くのチームに適用できる基本的なステータス構成を紹介するとともに、業種別のカスタマイズ例や最適なステータス数の考え方について解説します。
「結局どのステータスを使えばいいの?」という疑問に、具体例を交えてお答えしていきますね!
基本の5ステータス|8割のチームはこれでOK
タスク管理を始めるにあたって、まずは以下の5つの基本ステータスから導入することをおすすめします。
この構成は、業種や業務内容を問わず、ほとんどのチームで有効に機能する汎用的なものです。
迷ったらこの5つでOK!シンプルだからこそ、チーム全員が迷わず使えますよ。
| ステータス名 | 英語表記 | 状態の説明 |
|---|---|---|
| 未着手 | To Do / Not Started | 作成済みだが作業未開始 |
| 進行中 | In Progress | 担当者が作業を進めている |
| レビュー待ち | In Review | 作業完了、確認待ち |
| 保留 | On Hold | 外部要因で一時停止中 |
| 完了 | Done / Completed | すべての作業が終了 |
📝 ①未着手(To Do / Not Started)
タスクが作成されたものの、まだ誰も手をつけていない状態を示します。
バックログやタスクプールに入っている段階であり、担当者がアサインされていても実際の作業は開始されていません。
このステータスにあるタスクは、着手の優先順位を判断する対象となります。
📝 ②進行中(In Progress)
担当者がタスクに着手し、実際に作業を進めている状態を示します。
このステータスは最もアクティブな段階であり、作業が順調に進んでいることを意味します。
進行中のタスクが多すぎる場合は、タスクの並行作業が過多になっている可能性があり、優先順位の見直しが必要かもしれません。
📝 ③レビュー待ち(In Review / Pending Review)
担当者の作業は完了したものの、成果物の確認や品質チェックを待っている状態を示します。
開発チームであればコードレビュー、コンテンツ制作チームであれば原稿チェック、営業チームであれば提案書の上長確認といった段階がこれに該当します。
📝 ④保留(On Hold)
何らかの理由により、タスクの進行を一時的に停止している状態を示します。
外部からの回答待ち、リソースの不足、優先度の変更など、様々な理由で保留になることがあります。
保留ステータスを設けることで、進行中のタスクと区別し、どのタスクが外部要因で止まっているかを明確にできます。
保留理由をコメントやメモとして記録しておくと、再開時に状況を把握しやすくなります。
📝 ⑤完了(Done / Completed)
タスクに関するすべての作業が終了し、成果物が確定した状態を示します。
レビューも承認も終わり、これ以上の作業が不要であることを意味します。
完了したタスクは定期的にアーカイブし、アクティブなタスクリストをクリーンに保つことが運用上のポイントです。
この5つの基本ステータスは、タスクのライフサイクルを網羅しています。まずはここから始めて、必要に応じてカスタマイズしていきましょう!
業種別の追加ステータス|開発・営業・マーケ向け
基本の5ステータスに加えて、業種や業務内容に応じた追加ステータスを設けることで、より実態に即した管理が可能になります。
ここでは、代表的な3つの業種について、追加すべきステータスの例を紹介します。
- コードレビュー中(Code Review):他メンバーがコードをレビュー中
- テスト中(In Testing / QA):品質保証チームが動作確認中
- テスト完了(QA Passed):テストパス、リリース可能
- リリース済み(Released / Deployed):本番環境にデプロイ完了
- 差し戻し(Returned / Rejected):問題発見、修正のため開発者へ戻し
開発チームでは「レビュー」と「テスト」の段階を分けることで、ボトルネックがどこにあるか一目でわかるようになりますよ。
- 初回アプローチ(Initial Contact):見込み客への初回接触
- ヒアリング中(Discovery):顧客ニーズ・課題のヒアリング
- 提案中(Proposal Sent):提案書・見積もり送付済み
- 交渉中(Negotiation):条件面の調整中
- 受注(Won / Closed Won):成約
- 失注(Lost / Closed Lost):商談不成立
- フォローアップ(Follow Up):将来の再アプローチ用に関係維持
営業チームでは商談フェーズをステータス化することで、パイプライン管理がしやすくなります!
- 企画中(Planning):コンテンツの方向性・テーマ検討
- 制作中(In Production):コンテンツ作成中
- 内部レビュー(Internal Review):チーム内確認
- クライアント確認中(Client Review):外部関係者へ確認依頼中
- 修正中(Revision):フィードバック反映の修正作業中
- 最終承認待ち(Final Approval):公開前の最終確認待ち
- 公開済み(Published):コンテンツ公開完了
ステータスは何個が最適?7±2の法則
ステータスの種類を検討する際、避けて通れないのが「いくつ設定すればよいか」という問題です。
結論から言えば、5〜9個程度に収めることをおすすめします。
この数値には、認知心理学に基づいた根拠があります。
📝 マジカルナンバー7±2とは
1956年に心理学者ジョージ・ミラーが発表した論文によると、人間が短期記憶で同時に保持できる情報のチャンク(まとまり)は、おおよそ7個前後(5〜9個の範囲)とされています。
この法則はタスク管理にも当てはまり、ステータスの種類が多すぎると、メンバーがどのステータスを選ぶべきか判断に迷い、更新の正確性や頻度が低下してしまいます。
「覚えられる数」を超えると、ステータス更新が面倒になって形骸化しがちです…
| ステータス数 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 少なすぎる(3個以下) | シンプルで迷わない | 業務実態を反映できない |
| 適切(5〜9個) | 実態を反映しつつ覚えやすい | 業種によっては不足することも |
| 多すぎる(10個以上) | 細かい状態を表現可能 | 選択に迷い、運用が形骸化 |
- 「未着手」「進行中」「完了」の3つだけでは、レビュー待ちと作業中を区別できない
- 「進行中」に様々な状態のタスクが混在し、正確な状況把握が困難になる
- 選択に時間がかかり、ステータス更新自体がストレスになる
- 「対応中」と「進行中」など、違いが曖昧なステータスが生まれやすい
- メンバーごとに異なる解釈で運用され、データの信頼性が低下
最適なステータス数を決める際の目安として、以下の観点からチェックしてみてください。
- 各ステータスの違いを30秒以内で説明できるか:説明に時間がかかるものは統合・削除候補
- 過去1ヶ月で一度も使われていないステータスがないか:未使用は削除を検討
- 同じような意味のステータスが複数ないか:「対応中」と「進行中」などは統合を検討
初めてのチームは5ステータスからスタート!足りないと感じたら段階的に追加するのが成功の秘訣です。
【実践】自チームのタスクのステータス設計3ステップ
ここまでステータスの基本知識や種類について学んできましたが、いよいよ実践編に入ります。
「理屈は分かったけど、自分のチームではどうすればいいの?」という疑問を持っている方も多いでしょう。
本章では、自チームに最適なステータス構成を設計するための具体的な手順を3つのステップで解説します。
今日からすぐに着手できる実践的な内容ですので、ぜひ手を動かしながら読み進めてください。
この章を読めば、あなたのチームに合ったステータス設計がすぐに始められますよ!
ステップ1|業務フローを洗い出す
ステータスは業務の流れを反映するものですから、まずはその流れを正確に把握する必要があります。
- 最も頻繁に発生するタスクを1つ選ぶ
- 発生から完了までの流れを時系列で書き出す
- チームメンバー数人ですり合わせる
たとえば、Webメディアの記事制作チームであれば、「企画案の作成」「企画の承認」「執筆」「編集者レビュー」「修正」「最終確認」「公開」といった流れになるかもしれません。
一人で考えると見落としが発生しやすいので、できればチームメンバー数人で作業することをおすすめします!
ホワイトボードや付箋を使って、各メンバーが考える業務の流れを出し合い、すり合わせていくプロセスが有効です。
リモートワーク環境であれば、MiroやFigJamなどのオンラインホワイトボードツールを活用するとよいでしょう。
📝 洗い出しのポイント
「誰が」「何をするか」を明確にすることが重要です。
同じ「確認」という作業でも、チーム内リーダー・クライアント・品質管理チームのどれが行うかで性質が大きく異なります。
また、例外的なフローも把握しておくことが重要です。
通常は直線的に進む業務でも、差し戻しが発生したり、途中で保留になったり、キャンセルされたりすることがあります。
こうした分岐や逆流のパターンも洗い出しておくことで、実態に即したステータス設計が可能になります。
主要な流れと代表的な例外パターンが把握できれば十分です。
細かい例外は、実際に運用を始めてから対応しても遅くありません。
ステップ2|分岐点・停滞点にステータスを置く
業務フローが可視化できたら、次はどこにステータスを設置するかを決定します。
ステータスを置くべき場所は、大きく分けて「分岐点」と「停滞点」の2種類です。
| 種類 | 定義 | 具体例 |
|---|---|---|
| 分岐点 | タスクの流れが変わる可能性がある場所 | レビュー結果で承認or差し戻しが決まるポイント、担当者が変わるタイミング |
| 停滞点 | タスクが滞留しやすい場所 | 外部回答待ち、上長承認待ち、リソース待ち |
分岐点と停滞点にステータスを置くことで、タスクがどこでどんな理由で止まっているかが見える化されます!
具体的な例を挙げて説明しましょう。
先ほどの記事制作チームの業務フローを見ると、以下のような分岐点・停滞点が見つかります。
📝 記事制作チームの分岐点・停滞点の例
「企画の承認」→ 分岐点(承認されれば執筆、却下なら練り直し)→ ステータス:企画承認待ち
「編集者レビュー」→ 分岐点かつ停滞点 → ステータス:レビュー待ち
「最終確認」→ 停滞点 → ステータス:最終確認待ちまたは公開準備完了
一方、「執筆」という工程はどうでしょうか。
これは担当者が継続的に作業を行う工程であり、特に分岐や停滞が発生するわけではありません。
この場合、わざわざ「執筆中」というステータスを設けず、「進行中(In Progress)」という汎用的なステータスでカバーするのが合理的です。
明確な答えが出ない場合、そのステータスは不要かもしれません。
ステップ3|運用しながら月1で見直す
ステータスを設計したら、いよいよ運用開始です。
しかし、最初から完璧なステータス構成ができることは稀です。
実際に運用してみると、「このステータスは使いにくい」「この状態を表すステータスがない」といった課題が見つかることが多いでしょう。
見直しの頻度は月に1回程度がベストです。週次では頻繁すぎ、四半期では間隔が空きすぎます!
月次のチームミーティングや振り返りの場で、ステータス運用について議題に挙げる習慣をつけましょう。
- 使われていないステータスがないか
- 特定のステータスにタスクが滞留していないか
- メンバーがステータスの選択に迷っていないか
過去1ヶ月で一度も使われなかったステータスは、業務フローに合っていない可能性があります。
本当に必要かどうかを検討し、不要であれば削除または他のステータスと統合しましょう。
また、「レビュー待ち」に常に10件以上のタスクが溜まっているとすれば、レビュー体制に問題があることが示唆されます。
この場合、ステータス自体を変えるのではなく、業務プロセスの改善が必要です。
ただし、状況によっては「レビュー待ち」を「社内レビュー待ち」と「クライアント確認待ち」に分割することで、ボトルネックの原因をより細かく把握できるようになる場合もあります。
一度に大幅な変更を行うと、メンバーが混乱し、せっかく定着しつつあった運用が崩れてしまいます。
変更を行った場合は、必ずチーム全体に周知してください。
「来週から『確認中』ステータスを『レビュー待ち』に名称変更します」「『テスト中』ステータスを新たに追加しました」といった形で、変更内容と理由を共有することで、メンバーの理解と協力を得やすくなります。
チームの業務内容や体制は変化していくもの。ステータスも柔軟に進化させていきましょう!
最後に、ステータス設計は一度作ったら終わりではなく、継続的に改善していくものであるという認識を持つことが大切です。
チームの業務内容や体制は変化していきますし、ツールの機能も進化します。
状況の変化に合わせてステータスも進化させていく柔軟な姿勢が、長期的なステータス管理の成功につながります。
【テンプレート】業種別タスクのステータス例
自チームのステータス設計を行う際、ゼロから考えるよりも、他社や他チームの事例を参考にする方が効率的です。
本章では、代表的な3つの業種について、すぐに使えるステータステンプレートを紹介します。
そのままコピペして使うこともできますし、自チームの状況に合わせてカスタマイズするベースとしても活用できます。
各テンプレートには、ステータスの定義と運用のポイントも併記していますので、導入時の参考にしてください。
テンプレートをそのまま使うのではなく、自チームの業務フローに合わせてカスタマイズするのがおすすめです!
ソフトウェア開発チーム向け
ソフトウェア開発チームでは、コーディングだけでなく、コードレビュー、テスト、デプロイといった品質管理プロセスが重要な位置を占めます。
また、バグ修正や機能改善など、タスクの種類によってフローが異なることも多いため、それらを包括的にカバーできるステータス構成が求められます。
以下は、アジャイル開発やスクラムを採用しているチームに適したステータステンプレートです。
- コードレビューとテストの段階を明確に分離
- スプリント管理に対応した構成
- 品質管理プロセスを可視化
| ステータス(日本語) | ステータス(英語) | 定義 |
|---|---|---|
| バックログ | Backlog | 実装予定だが、まだスプリントに組み込まれていないタスク |
| 今スプリント | To Do / Sprint Backlog | 今スプリントで対応予定として選択されたタスク |
| 進行中 | In Progress | 開発者が実装作業を行っている状態 |
| コードレビュー | Code Review | 実装が完了し、他の開発者によるコードレビューを待っている状態 |
| レビュー修正中 | Review Changes | コードレビューでの指摘を受けて修正作業を行っている状態 |
| テスト待ち | Ready for QA | コードレビューを通過し、QAチームによるテストを待っている状態 |
| テスト中 | In QA / Testing | QAチームがテストを実施している状態 |
| リリース待ち | Ready for Release | テストを通過し、本番環境へのデプロイを待っている状態 |
| 完了 | Done / Released | 本番環境にデプロイされ、タスクが完了した状態 |
| 保留 | On Hold | 外部要因や優先度変更により一時的に作業を停止している状態 |
このテンプレートのポイントは、開発プロセスの各段階を明確に区別していることです。
特に「コードレビュー」と「レビュー修正中」を分けることで、レビュー待ちのタスクと修正作業中のタスクを区別できます。
これにより、レビュアーは自分が確認すべきタスクを一目で把握でき、開発者は修正が必要なタスクを見落とさずに済みます。
「コードレビュー」と「レビュー修正中」を分けることで、レビュアーの負担が軽減され、開発スピードが上がりますよ!
📝 運用のポイント
「バックログ」と「今スプリント」の区別が重要です。
すべてのタスクを一つのリストで管理すると、今対応すべきタスクと将来の予定タスクが混在し、優先順位の判断が難しくなります。
スプリント計画の際に、バックログから今スプリントへタスクを移動させる運用を徹底することで、チームの集中力を高めることができます。
JiraやGitHub Projects、Backlogなどの開発向けツールでは、これらのステータスに近い初期設定が用意されていることが多いため、ツールの既定設定をベースにカスタマイズしていくアプローチも有効です。
営業・カスタマーサクセス向け
営業チームやカスタマーサクセスチームでは、顧客との関係構築が業務の中心となります。
商談の進捗や顧客対応の状況を可視化することで、適切なタイミングでのフォローアップや、パイプライン全体の健全性の把握が可能になります。
以下は、BtoB営業やインサイドセールスを行うチームに適したステータステンプレートです。
- 商談の段階を細かく追跡可能
- パイプライン管理に最適化
- 長期フォロー用のナーチャリングを設置
| ステータス(日本語) | ステータス(英語) | 定義 |
|---|---|---|
| リード | Lead / New | 見込み客として認識されたが、まだアプローチしていない状態 |
| アプローチ中 | Contacting | 初回のコンタクトを試みている状態 |
| ヒアリング済み | Qualified | 顧客のニーズや課題をヒアリングし、商談化の可能性を確認した状態 |
| 提案準備中 | Proposal Preparing | 提案書や見積書を作成している状態 |
| 提案済み | Proposal Sent | 提案書や見積書を送付し、顧客の検討を待っている状態 |
| 交渉中 | Negotiation | 価格や条件について顧客と調整を行っている状態 |
| 契約手続き中 | Closing | 契約書の取り交わしなど、成約に向けた最終手続きを行っている状態 |
| 受注 | Won / Closed Won | 契約が成立し、受注が確定した状態 |
| 失注 | Lost / Closed Lost | 商談が不成立に終わった状態 |
| 保留 | On Hold | 顧客都合などにより、商談が一時的に停止している状態 |
| ナーチャリング | Nurturing | 現時点では商談化に至らないが、将来に向けて関係を維持している状態 |
このテンプレートのポイントは、商談の進捗を段階的に追跡できることです。
「リード」から「受注」または「失注」までの流れを可視化することで、営業パイプラインの健全性を把握できます。
どの段階に何件の商談があるかを見れば、将来の売上予測や、注力すべきフェーズの判断に役立ちます。
パイプラインを可視化すると「どこで商談が止まっているか」が一目で分かり、的確な対策が打てるようになります!
📝 運用のポイント
「失注」と「ナーチャリング」の使い分けが重要です。
完全に可能性がなくなった商談は「失注」としてクローズし、将来的な再アプローチの可能性がある場合は「ナーチャリング」として別管理するのがおすすめです。
これにより、アクティブな商談リストをクリーンに保ちつつ、長期的な見込み客との関係も維持できます。
SalesforceやHubSpotなどのCRMツールでは、こうした自動化機能が用意されているため、積極的に活用しましょう。
カスタマーサクセスチームの場合は、上記のテンプレートをベースに、オンボーディングや契約更新に関するステータスを追加することも有効です。
「オンボーディング中」「活用支援中」「更新確認」「チャーンリスク」といったステータスを設けることで、顧客のライフサイクル全体を管理できるようになります。
コンテンツ制作・マーケティング向け
コンテンツ制作やマーケティングチームでは、企画から公開までの制作フローと、複数の関係者による確認・承認プロセスが特徴的です。
クリエイティブな作業と品質管理を両立させるためのステータス構成が求められます。
以下は、Webコンテンツやマーケティング施策を扱うチームに適したステータステンプレートです。
- 企画から公開までの制作フローを網羅
- 複数回のレビュー・修正サイクルに対応
- クライアント確認フェーズを明確化
| ステータス(日本語) | ステータス(英語) | 定義 |
|---|---|---|
| アイデア | Idea / Backlog | コンテンツの案として登録されたが、まだ具体化されていない状態 |
| 企画中 | Planning | テーマや構成を検討し、企画書を作成している状態 |
| 企画承認待ち | Pending Approval | 企画書の承認を待っている状態 |
| 制作中 | In Production | 原稿執筆、デザイン作成など、実際の制作作業を行っている状態 |
| 内部レビュー | Internal Review | チーム内のメンバーによる確認を行っている状態 |
| 修正中 | Revision | レビューでの指摘を受けて修正作業を行っている状態 |
| クライアント確認 | Client Review | 外部のクライアントや関係者に確認を依頼している状態 |
| 最終承認待ち | Final Approval | 公開前の最終確認を待っている状態 |
| 公開準備完了 | Ready to Publish | 承認が完了し、公開作業を待っている状態 |
| 公開済み | Published / Live | コンテンツが公開され、ユーザーがアクセス可能になった状態 |
| 保留 | On Hold | 何らかの理由で制作を一時停止している状態 |
| 却下 | Rejected | 企画や内容が承認されず、対応を中止した状態 |
このテンプレートのポイントは、制作プロセスと承認プロセスの両方を明確に追跡できることです。
コンテンツ制作では、複数回のレビューと修正サイクルが発生することが一般的です。
「内部レビュー」「修正中」「クライアント確認」といったステータスを分けることで、今どの段階の確認を行っているかが明確になります。
レビューと修正を分けることで「誰がボールを持っているか」が明確になり、確認漏れを防げます!
📝 運用のポイント
「修正中」ステータスの活用が重要です。
レビューでフィードバックを受けた後、修正作業が完了するまでの間は「修正中」ステータスを使用し、修正が完了したら再び「内部レビュー」や「クライアント確認」に戻します。
これにより、レビュアーは確認すべきタスクを把握しやすくなり、制作者は修正中のタスクを見失わずに済みます。
承認の期限を設定する、承認権限を委譲するといった施策が有効な場合があります。
広告運用やSNSマーケティングを担当するチームでは、上記のテンプレートに「入稿済み」「配信中」「配信終了」「効果測定中」といったステータスを追加することで、広告のライフサイクル全体を管理できます。
また、定期的に発行するメールマガジンやニュースレターを管理する場合は、「ドラフト」「スケジュール設定済み」「送信済み」といったステータスを設けるのもよいでしょう。
これらのテンプレートはあくまで出発点です。自チームの業務フローに合わせて、どんどんカスタマイズしていきましょう!
これらのテンプレートは、あくまで出発点として活用してください。
自チームの業務フローや関係者の構成に合わせて、ステータスの追加・削除・名称変更を行い、最適な構成を見つけていくことが大切です。
タスクのステータス運用でよくある失敗Q&A
ステータス管理を導入したものの、思うように機能しないという悩みを抱えているチームは少なくありません。
「最初は頑張って更新していたけど、いつの間にか誰も触らなくなった」「ステータスを見ても実態が分からない」といった状況に陥っていないでしょうか。
せっかくツールを導入したのに、気づけば形骸化…という声、本当に多いんです。
本章では、ステータス運用でよくある3つの失敗パターンについて、Q&A形式で具体的な解決策を解説します。
現状の課題に当てはまるものがあれば、ぜひ対策を実践してみてください。
Q. ステータスを誰も更新してくれない
ツールを導入し、ステータスを設計しても、肝心の更新が行われなければ管理の意味がありません。
この問題には、いくつかの原因と対策が考えられます。
「なぜ更新してくれないの?」とイライラする前に、まずは原因を特定することが大切です。
📝 原因①:更新の手間が大きすぎる
タスク管理ツールを開き、該当するタスクを探し、ステータスを変更するという一連の操作が煩雑だと、つい後回しにしてしまいがちです。
特に、作業に集中しているときに別のツールを開くのは心理的なハードルが高くなります。
- タスク管理ツールをブラウザのタブに常時開いておく
- デスクトップアプリを活用してすぐにアクセスできるようにする
- キーボードショートカットを覚える
また、カンバンボード形式のツールであれば、タスクカードをドラッグ&ドロップするだけでステータスを変更できるため、操作の手間が大幅に軽減されます。
NotionやAsana、Trelloなどの主要なツールは、このドラッグ&ドロップ操作に対応しています。
ドラッグ&ドロップなら、ほんの1秒で更新完了。この手軽さが継続のカギです。
📝 原因②:更新するタイミングが曖昧
「いつステータスを変更すればいいのか分からない」という状態では、更新が後回しになりやすくなります。
作業が完全に終わってからまとめて更新しようとすると、結局忘れてしまうことも多いでしょう。
- タスクに着手したら、その場で「進行中」に変更する
- 作業が終わったら、次の作業に移る前にステータスを更新する
- 1日の終わりに、担当タスクのステータスを確認する
📝 原因③:更新する意義が感じられない
「ステータスを更新しても、誰も見ていないのではないか」「自分には関係ない管理作業だ」と感じていると、モチベーションが上がりません。
この対策としては、ステータス管理の目的とメリットをチーム全体で共有し、実際に活用している姿を見せることが重要です。
- デイリースタンドアップでステータスボードを画面共有しながら進捗確認
- 週次ミーティングでボトルネックの分析結果を報告
メンバーが「自分の更新した情報が役に立っている」と実感できれば、更新へのモチベーションが高まります。
「誰かが見てくれている」という感覚があるだけで、更新のやる気が全然違ってきますよね。
また、ステータス更新を習慣化するための仕掛けとして、デイリースタンドアップの冒頭で「昨日から今日でステータスが変わったタスクはありますか」と確認する時間を設けるのも効果的です。
この問いかけがあることで、メンバーはミーティング前に自分のタスクのステータスを確認するようになり、自然と更新の習慣が身についていきます。
まずは自分自身が模範を示し、ステータス管理の文化を根付かせていきましょう。
Q. 「進行中」に全部のタスクが溜まる
10件も20件もタスクが「進行中」になっていると、どれが本当にアクティブに作業されているのか、どれが実質的に止まっているのか区別がつきません。
この状態では、ステータス管理の意味がほとんどなくなってしまいます。
「進行中」が10件以上あると、もはや何が進んでいるのか誰にも分からない状態に…。
📝 原因①:「進行中」の定義が広すぎる
「着手したらすべて進行中」という運用だと、実際に手を動かしているタスクと、着手はしたものの他の作業を優先して放置しているタスクが同じステータスになってしまいます。
- 本日対応中(Working Today)
- 今週対応予定(This Week)
- 一時停止(Paused)
このようにステータスを分けることで、実際の作業状況をより正確に反映できます。
あるいは、「進行中」は本当に今アクティブに作業しているタスクのみに限定し、着手したが一旦止めているタスクは「保留」に移動するルールを徹底する方法もあります。
📝 原因②:タスクの粒度が大きすぎる
「新機能の開発」「Webサイトのリニューアル」といった大きなタスクをそのまま管理しようとすると、数週間から数ヶ月にわたって「進行中」のままになってしまいます。
大きなタスクは親タスクとして残しつつ、実際の作業単位となるサブタスクを作成し、サブタスク単位でステータスを管理するのが効果的です。
これにより、日々の進捗が可視化され、「進行中」に滞留するタスクが減少します。
大きなタスクを細かく分けるだけで、進捗の「見える化」が一気に進みます。
📝 原因③:完了の定義が曖昧
どこまでやったら「完了」にしてよいのか分からず、念のため「進行中」のままにしておくというケースがあります。
この対策としては、各タスクの完了条件を明確にすることが重要です。
タスクを作成する際に「完了の定義(Definition of Done)」を記載しておく習慣をつけましょう。
- コードレビューを通過し、テスト環境にデプロイされたら完了
- クライアントから承認のメールを受領したら完了
完了条件が明確になっていれば、迷わずステータスを変更できます。
また、WIP(Work In Progress)制限を設けるのも効果的な方法です。
WIP制限とは、同時に「進行中」にできるタスクの数に上限を設けるルールです。
「一人あたり進行中は3件まで」など、シンプルなルールが効果絶大です。
たとえば、一人あたり「進行中」は3件までというルールを設定すると、新しいタスクに着手する前に既存のタスクを完了させる必要が生じます。
これにより、中途半端なタスクが溜まることを防ぎ、作業の流れがスムーズになります。
カンバン方式の基本原則でもあるWIP制限は、トヨタ自動車の生産方式に由来する手法であり、多くの組織で効果が実証されています。
Q. ステータスが多すぎて使いこなせない
その結果、メンバーがどのステータスを選べばよいか迷い、更新が滞ったり、誤ったステータスが選択されたりする問題が発生します。
「選択肢が多すぎて、どれを選べばいいか分からない…」という声、よく聞きます。
📝 原因①:最初から完璧を目指しすぎた
「あらゆる状況に対応できるように」と考え、想定されるすべての状態をステータスとして定義してしまうと、使いこなせない複雑な構成になりがちです。
基本の5ステータス(未着手・進行中・レビュー待ち・保留・完了)から始め、運用しながら「この状態を区別したい」というニーズが明確になった時点で、段階的にステータスを追加していくのが失敗の少ない方法です。
最初は「少なすぎるかな?」くらいでちょうどいいんです。
📝 原因②:似たような意味のステータスが複数存在する
「対応中」と「進行中」、「確認待ち」と「レビュー待ち」と「チェック中」といった、微妙に意味が異なる(あるいはほぼ同じ)ステータスが並存していると、どれを使うべきか判断に迷います。
この対策としては、ステータスの棚卸しを行い、統合できるものは統合しましょう。
判断基準は「この2つのステータスを区別することで、具体的にどんなメリットがあるか」を考えることです。
明確なメリットが説明できない場合は、統合の候補となります。
- 「確認待ち」「レビュー待ち」「承認待ち」→「確認待ち」に統一
- 「対応中」「進行中」「作業中」→「進行中」に統一
たとえば、「確認待ち」「レビュー待ち」「承認待ち」がすべて存在する場合、誰が確認するかによって区別が必要なのか、それとも「誰かの確認を待っている」という状態を表せれば十分なのかを検討してください。
後者であれば、「確認待ち」に統一しても問題ないでしょう。
📝 原因③:ステータスとラベル・タグの役割が混同されている
タスクの属性をすべてステータスで表現しようとすると、ステータスの種類が爆発的に増えてしまいます。
たとえば、「開発タスク進行中」「デザインタスク進行中」「ドキュメント進行中」といった形でステータスを作成してしまうと、タスクの種類の数だけステータスが必要になります。
| 種類 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| ステータス | タスクがどの段階にあるか | 未着手・進行中・完了 |
| ラベル・タグ | タスクの種類や属性 | 開発・デザイン・ドキュメント |
上記の例であれば、ステータスは「進行中」の1種類にし、タスクの種類は「開発」「デザイン」「ドキュメント」といったラベルやタグで区別するのが適切です。
これにより、ステータスの数を抑えつつ、必要な情報を管理できます。
「段階」と「属性」を分けて考えるだけで、ステータスがスッキリ整理できますよ。
ステータスを整理する際には、チームメンバーからフィードバックを集めることも大切です。
実際に日々ステータスを更新しているメンバーの意見は、改善のための貴重なヒントになります。
タスクのステータス管理におすすめツール3選
ステータス管理を効果的に行うためには、適切なツールの選定が欠かせません。
エクセルやスプレッドシートでも管理は可能ですが、専用のタスク管理ツールを使うことで、ステータスの更新が簡単になり、チーム全体での情報共有もスムーズになります。
本章では、ステータス管理に優れた3つのツールを紹介します。
それぞれ異なる特徴を持っているため、自チームのニーズに合ったツールを選ぶ参考にしてください。
「自由にカスタマイズしたい」「シンプルに使いたい」「チームで連携したい」など、重視するポイントによって最適なツールは変わってきます!
| ツール名 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| スーツアップ | シンプルで使いやすい | 初心者・IT不慣れな方 |
| Notion | 柔軟なカスタマイズ性 | 自由度重視派 |
| Asana | チームコラボ機能が充実 | 複数チーム連携重視派 |
スーツアップ|簡単に使い続けられるAIタスク管理ツール
チームのタスク管理が手軽にできて、操作や運用も簡単なツールを探しているなら経営支援クラウド「スーツアップ」がおすすめです。
スーツアップとは表計算ソフトのような直感的な操作が可能なツールで、PCスキルに自信がない方でも気軽に使える親切な設計になっています。
さらに、タスクひな型、期限通知及び定型タスクなどプロジェクトやタスクの管理に役立つ機能が揃っているので、更新スケジュールの管理や作業の進捗状況の確認もスムーズに行えます。
チャットツールやオンライン会議を使った相談に対応しているほか、対面でのコンサルを受けられるなど、サポート体制が充実しているのもポイント。
スーツアップは、表計算ソフトのような親しみやすい操作感で、パソコンが苦手な人でも直感的に使えるのが魅力。チームでのタスク管理や外部ツールとの連携に長けており、幅広く活用できるでしょう。


- エクセル感覚で操作!
スーツアップは、エクセルのような感覚で操作できますが、期限通知や定型タスクの自動生成など、エクセルにはない便利な機能が充実。日々のタスク更新もストレスがありません。
- 業務の「見える化」でミスゼロへ
チームのタスクや担当、期限などを表で一元管理。全員が進捗を把握できるから、抜け漏れや期限遅れがなくなり、オペレーションの質もアップします。
- テンプレートでプロジェクト管理が楽
よくある業務はタスクひな型として自動生成できるので、毎回ゼロから作る手間なし。誰でもすぐに運用を始められるのがスーツアップの強みです。
「かんたん、毎日続けられる」をコンセプトに、やさしいテクノロジーでチームをサポートする「スーツアップ」。
まずは無料お試しでツールを体験してみませんか?
Notion(ノーション)|柔軟なカスタマイズ派向け
Notionは、メモ、ドキュメント、データベース、タスク管理などの機能を統合したオールインワンのワークスペースツールです。
2016年にアメリカで設立されたNotion Labs社が開発・提供しており、世界中で3,000万人以上のユーザーに利用されています。
日本でも多くのスタートアップや中小企業で導入が進んでおり、その柔軟なカスタマイズ性が高く評価されています。
- データベース機能で自由度の高いカスタマイズが可能
- 複数のビュー形式(テーブル・カンバン・カレンダー等)に対応
- ステータス専用プロパティで3グループに分類可能
Notionでのステータス管理の最大の特徴は、データベース機能を活用した自由度の高いカスタマイズが可能な点です。
タスクをデータベースとして管理し、ステータスは「セレクト」プロパティとして設定します。
ステータスの名称、色、並び順をすべて自由に設定できるため、自チームの業務フローに完全に合わせたステータス構成を実現できます。
「未着手→作業中→レビュー→完了」のような独自フローも簡単に作れます!
また、同じデータベースを「テーブルビュー」「カンバンボードビュー」「カレンダービュー」「ギャラリービュー」など、複数の形式で表示できる点も大きな強みです。
ステータス別にタスクを俯瞰したいときはカンバンボード、期限で管理したいときはカレンダー、詳細情報を一覧で見たいときはテーブルと、用途に応じて表示を切り替えられます。
各グループ内には複数のステータスを設定でき、たとえば「進行中」グループに「作業中」「レビュー待ち」「修正中」といったステータスを配置することが可能です。
この機能により、カンバンボードでの表示がより整理され、タスクの状況が一目で把握しやすくなります。
📝 Notionの料金プラン
個人利用であればフリープランで十分に活用できます。
チームでの利用には、1メンバーあたり月額1,650円(年払いの場合)のプラスプランが推奨されます。
ビジネスプランやエンタープライズプランでは、より高度な権限管理や連携機能が利用可能です。
なお、料金は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
Notionが向いているのは、ステータス構成を自由にカスタマイズしたいチーム、タスク管理とドキュメント管理を一つのツールで完結させたいチーム、視覚的なカンバンボードで進捗を管理したいチームです。
一方で、設定の自由度が高い分、初期設定に時間がかかる面もあります。
ツールの設定やカスタマイズに抵抗がないメンバーがいるチームに特におすすめです。
Asana(アサナ)|チームコラボ重視派向け
Asanaは、チームのコラボレーションに特化したプロジェクト管理ツールです。
2008年にFacebookの共同創業者であるダスティン・モスコヴィッツと元Facebookエンジニアのジャスティン・ローゼンスタインによって設立され、現在では世界190カ国以上、10万以上の組織で利用されています。
大企業からスタートアップまで幅広い規模の組織に採用されており、特にチーム間の連携が重要なプロジェクトで威力を発揮します。
- カスタムフィールドで柔軟なステータス設定が可能
- タスクの依存関係を設定できる
- ワークフロービルダーで自動化が可能
Asanaでのステータス管理は、カスタムフィールド機能を活用します。
プロジェクトごとにステータスの選択肢を定義でき、各タスクにステータスを設定することで進捗を可視化できます。
ボードビュー(カンバン形式)、リストビュー、タイムラインビュー、カレンダービューなど、複数の表示形式に対応しており、目的に応じた使い分けが可能です。
チーム間のやり取りが多いプロジェクトでは、Asanaのコラボレーション機能が大活躍します!
Asanaの大きな強みは、チーム間のコラボレーションを促進する機能が充実している点です。
タスクへのコメント機能、@メンションによる通知、タスクの依頼・承認ワークフロー、複数プロジェクトへのタスク追加など、チームメンバー間のコミュニケーションをスムーズにする機能が揃っています。
また、タスクの依存関係を設定できるため、「Aタスクが完了したらBタスクを開始する」といった順序関係を明確にできます。
たとえば、「ステータスが完了に変わったら、関係者に通知を送る」「特定のステータスになったら、担当者を自動でアサインする」といった自動化により、手動での更新作業を削減できます。
📝 Asanaの料金プラン
個人利用や小規模チーム向けのBasicプラン(無料)から始めることができます。
より高度な機能を利用するには、Premiumプラン、Businessプラン、Enterpriseプランがあり、機能やサポート内容が異なります。
無料プランでも基本的なステータス管理は可能ですが、タイムライン機能やワークフロービルダーなどの高度な機能は有料プランで利用可能になります。
詳細な料金については、公式サイトで最新情報を確認してください。
Asanaが向いているのは、複数のチームやプロジェクトが連携する組織、タスクの依存関係を明確に管理したいチーム、自動化によって運用の手間を減らしたいチームです。
世界的に利用されているツールであり、英語UIにも対応しているため、グローバルチームでの利用にも適しています。
多くのツールには無料プランや無料トライアル期間が設けられていますので、実際に試してみて自チームに最も合うものを選びましょう!
| ツール名 | カスタマイズ性 | 使いやすさ | チーム連携 |
|---|---|---|---|
| Notion | ◎ | ○ | ○ |
| スーツアップ | ○ | ◎ | ◎ |
| Asana | ○ | ○ | ◎ |
3つのツールの特徴をまとめると、Notionはカスタマイズ性を重視する方に、スーツアップはシンプルさと使いやすさを重視する方に、Asanaはチームコラボレーションを重視する方に、それぞれおすすめです。
まとめ|今日から始めるタスクのステータス管理
ここまで、タスクのステータスに関する基礎知識から実践的な設計手順、業種別テンプレート、よくある失敗とその対策、おすすめツールまで幅広く解説してきました。
ステータス管理を正しく行うことで、チームの生産性の向上に繋がります。
しかし、その効果を得るためには、まず始めてみることが不可欠です。
完璧なステータス設計を目指すよりも、シンプルな構成で今日から始め、運用しながら改善していくことが成功への近道です。
本記事が、あなたとあなたのチームのタスク管理改善の一助となれば幸いです。ステータス管理を通じて、チーム全体の見える化を実現し、より効率的で生産性の高い働き方を手に入れてください!


株式会社スーツ 代表取締役社長CEO
2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師。2019年6月より国土交通省PPPサポーター。2020年10月にYouTuber事務所の株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場企業の子会社化を実現。2022年12月にスーツ社を新設分割し同社を商号変更、新たに株式会社スーツ設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。
現在、スーツ社では、チームのタスク管理ツール「スーツアップ」の開発・運営を行い、中小企業から大企業のチームまで、日本社会全体の労働生産性の向上を目指している。